You Can’t Catch Me

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Chuck Berry – You Can’t Catch Me

A1:Everybody Needs Somebody To Love
  (Solomon Burke/ Jerry Wexler/Bert Russell)
A2:Down Home Girl 
  (Jerry Lieber/Arthur Butler)
A3:You Can’t Catch Me
  (Chuck Berry)
A4:Time Is On My Side
  (Norman Meade)
A5:What A Shame
  (Mick Jagger/ Keith Richard)
A6:Grown Up Wrong
  (Mick Jagger/Keith Richard) 
B1:Down The Road Apiece 
  (Don Raye)
B2:Under The Boardwalk
  (Arthur Resnick/Kenny Young)
B3:I Can’t Be Satisfied
  (McKinley Morganfield)
B4:Pain In My Heart
  (Naomi Neville)
B5:Off The Hook
  (Mick Jagger/Keith Richard)
B6:Susie Q
  (Eleanor Broadwater/ Dale Hawkins/Stan Lewis)

さて、
ストーンズがUK2ndアルバム『The Rolling Stones No. 2』でカヴァーした曲の3曲目。

何度目になるのかな?
今回はチャック・ベリーがまた登場。

曲は、
『You Can’t Catch Me』。

ストーンズとは関係ないけど、
この曲の有名なエピソードがある。

それはまた後にして、
まずはオリジナル。

この曲は、
チャック・ベリー1956年シングル・リリースのA面。

レコーディングは前年の1955年で、
その頃の他の曲のタイトル『Wee Wee Hours』や『Maybellene』が歌詞に出てくる。

New Jersey Turnpike in the wee, wee hours.

I’m going to name you Maybellene.

Chuck Berry – You Can’t Catch Me

1956年の映画『Rock, Rock, Rock!』で、
演奏シーンが登場する曲だね。

B面は、
Havana Moon』。

この曲のタイトル、
ストーンズが2016年にキューバでライヴをやった時の模様を収めた映画のタイトルになっている。

The Rolling Stones – You Can’t Catch Me

ストーンズのカヴァーは、
オリジナルより厚みあるサウンドがなかなか良い感じ。

ただこの曲は、
確かライヴで演っていなかったはず。

あれだけチャック・ベリーの曲を演っているのに、
この曲はなぜ登場しなかったんだろう?

他のカヴァー

これはもうジョン・レノンが、
最初に出てくるに決まっている。

1975年リリースのアルバム、
『Rock ‘n’ Roll』で登場する。

チャック・ベリーの曲の版権を持つモリス・レヴィが
Come Together』がこの曲の盗作と主張。

訴えない替わりに、
自分が版権を持つ曲のカヴァーを要求してきたんだよね。

それで吹き込んだのが、
この曲と1度『Walls and Bridges』の最後にお遊び的に入れた『Ya Ya』。

これって最初のところがまさに『Come Together』なんだけど、
わざとこういう感じにしたんだろう。

あとこの曲のカヴァーというと、
ラヴ・スカルプチャー1969年の『Forms And Feelings』に入っているやつかな。

テンポがかなり速いんだけど、
それがまた悪くない。

というわけで…

今回の曲は、
ストーンズがUK2ndアルバム『The Rolling Stones No. 2』でカヴァーした曲の3曲目。

チャック・ベリーの『You Can’t Catch Me』を、
オリジナルとストーンズのカヴァー。

更にジョン・レノン、
ラヴ・スカルプチャーのカヴァーで。

この曲って、
チャックの実体験から生まれた曲だったかな?

ニュージャージー州の高速道路で他の車とレースみたいになった時に警察が現れて、
翼を生やして飛んで逃げたくなったというような話。

It was then that i improvised the prayer (in the lyrics) wishing I could “let out my wings” and just disappear and “become airborne.” 

Chuck’s Autobiography

他のストーンズのカヴァーはこちら!

ローリング・ストーンズがカヴァーした曲
The Rolling Stones

おまけ


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