グリーグ ピアノ協奏曲 イ短調 作品16

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Edvard Grieg : Piano Concerto in A minor,Op.16

村上春樹『更に、古くて素敵なクラシック・レコードたち』で流れる音楽、
61)はグリーグ ピアノ協奏曲 イ短調 作品16。

曲の構成

この曲は、
3つの楽章で構成されている。

グリーグ ピアノ協奏曲 イ短調 作品16

第1楽章 アレグロ・モルト・モデラート
    イ短調 4/4拍子 ソナタ形式
第2楽章 アダージョ
    変ニ長調 3/8拍子 複合三部形式
第3楽章 アレグロ・モデラート・モルト・エ・マルカート
    イ短調〜イ長調 2/4拍子 ロンドソナタ形式

グリーグ ピアノ協奏曲 イ短調 作品16 10枚のレコード

ここでは、
〈上〉・〈下〉で10枚のレコードが紹介されている。

グリーグ ピアノ協奏曲 イ短調 作品16 10枚のレコード

・ヴァルター・ギーゼキング(Walter Gieseking)
 /ヘルベルト・フォン・カラヤン(Herbert von Karajan)
 /フィルハーモニア管弦楽団(The Philharmonia Orchestra)1951年
・ジョルジュ・シフラ(Georges Cziffra)
 /アンドレ・ヴァンデルノート(André Vandernoot)
 フィルハーモニア管弦楽団(The Philharmonia Orchestra)1953年
・ベンノ・モイセイヴィッチ(Benno Moiseiwitsch)
 /オットー・アッカーマン(Otto Ackermann)
 /フィルハーモニア管弦楽団(The Philharmonia Orchestra)1953年
・モウラ・リンバニー(Moura Lympany)
 /ハーバート・メンゲス(Herbert Menges)
 /フィルハーモニア管弦楽団(The Philharmonia Orchestra)1964年
・ジョン・オグドン(John Ogdon)
 /バーヴォ・ベルグルンド(Paavo Berglund)
 /ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(The Philharmonia Orchestra)1972年
・クリフォード・カーゾン(Clifford Curzon)
 /エイフィン・フィエルスター(Øivin Fjeldstad)
 /ロンドン交響楽団(London Symphony Orchestra)1960年
・クリフォード・カーゾン(Clifford Curzon)
 /アナトール・フィストラーリ(Anatole Fistoulari)
 /ロンドン交響楽団(London Symphony Orchestra)1956年
・ピーター・ケイティン(Peter Katin)
 /ジョン・プリッチャード(John Pritchard)
 /ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(London Philharmonic Orchestra)1971年
・アルトゥール・ルービンシュタイン(Arthur Rubinstein)
 /アンタル・ドラティ(Antal Doráti)
 /RCA交響楽団(RCA Victor Symphony Orchestra)1949年
・メナヘム・ブレスラー(Menahem Pressler)
 /ジャン=マリー・オーベルソン(Jean-Marie Auberson)
 /ウィーン祝祭管弦楽団(Vienna Festival Orchestra)1965年

ヴァルター・ギーゼキング/ヘルベルト・フォン・カラヤン/フィルハーモニア管弦楽団

1枚目は、
ヴァルター・ギーゼキングのピアノ。

ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮、
フィルハーモニア管弦楽団。

ジョルジュ・シフラ/アンドレ・ヴァンデルノート/フィルハーモニア管弦楽団

2枚目は、
ジョルジュ・シフラのピアノ。

アンドレ・ヴァンデルノート指揮、
フィルハーモニア管弦楽団。

ベンノ・モイセイヴィッチ/オットー・アッカーマン/フィルハーモニア管弦楽団

3枚目は、
ベンノ・モイセイヴィッチのピアノ。

オットー・アッカーマン指揮、
フィルハーモニア管弦楽団。

モウラ・リンバニー/ハーバート・メンゲス/フィルハーモニア管弦楽団

4枚目は、
モウラ・リンバニーのピアノ。

ハーバート・メンゲス指揮、
フィルハーモニア管弦楽団。

ジョン・オグドン/バーヴォ・ベルグルンド/ニュー・フィルハーモニア管弦楽団

5枚目は、
ジョン・オグドンのピアノ。

バーヴォ・ベルグルンド指揮、
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団。

クリフォード・カーゾン/エイフィン・フィエルスター/ロンドン交響楽団

6枚目は、
クリフォード・カーゾンのピアノ。

エイフィン・フィエルスター指揮、
ロンドン交響楽団。

クリフォード・カーゾン/アナトール・フィストラーリ/ロンドン交響楽団

7枚目も、
クリフォード・カーゾンのピアノ。

アナトール・フィストラーリ指揮、
ロンドン交響楽団。

ピーター・ケイティン/ジョン・ブリッチャード/ロンドン・フィルハーモニア管弦楽団

8枚目は、
ピーター・ケイティンのピアノ。

ジョン・ブリッチャード指揮、
ロンドン・フィルハーモニア管弦楽団。

残念ながら、
音は見つからず。

アルトゥール・ルービンシュタイン/アンタル・ドラティ/RCA交響楽団

9枚目は、
アルトゥール・ルービンシュタインのピアノ。

アンタル・ドラティ指揮、
RCA交響楽団。

メナヘム・ブレスラー/ジャン=マリー・オーベルソン/ウィーン祝祭管弦楽団

10枚目は、
メナヘム・ブレスラーのピアノ。

ジャン=マリー・オーベルソン指揮、
ウィーン祝祭管弦楽団。

おまけ

さて、
今回はグリーグ ピアノ協奏曲 イ短調 作品16。

1868年に作曲されて、
親友のエドムント・ノイペルトに捧げられている。

この時、
グリーグは若干25歳。

完成の翌年、
ノイペルトによって初演されている。

この曲は何度も改訂されていて、
グリーグ晩年の1907年前後にも改訂。

1917年に出版したものが、
現在弾かれているものだ。

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