Paul Hindemith : Symphony,Mathis der Maler
村上春樹『更に、古くて素敵なクラシック・レコードたち』で流れる音楽、
57)はヒンデミット 交響曲「画家マティス」。
曲の構成
この曲は、
3つの楽章で構成されている。
各楽章には、
マティスの代表作『イーゼンハイム祭壇画』にちなんだ題名が付いている。
第1楽章「天使の合奏」(Engelskonzert )
第2楽章「埋葬」(Grablegung )
第3楽章「聖アントニウスの誘惑」(Versuchung des heiligen Antonius )
ヒンデミット 交響曲「画家マティス」 6枚のレコード
ここでは、
6枚のレコードが紹介されている。
・ヤシャ・ホーレンシュタイン(Jascha Horenstein)
/ロンドン交響楽団(London Symphony Orchestra)1970年
・ヘルベルト・ケーゲル(Herbert Kegel)
/ドレスデン・フィルハーモニー(Dresdner Philharmonie)1980年
・コンスタンティン・シルヴェストリ(Constantin Silvestri)
/フィルハーモニア管弦楽団(The Philharmonia Orchestra)1958年
・ヘルベルト・フォン・カラヤン(Herbert von Karajan)
/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(Berlin Philharmonic Orchestra)1961年
・パウル・ヒンデミット(Paul Hindemith)
/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(Berlin Philharmonic Orchestra)1955年
・パウル・ヒンデミット(Paul Hindemith)
/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(Berlin Philharmonic Orchestra)1934年
ヤシャ・ホーレンシュタイン/ロンドン交響楽団
1枚目はヤシャ・ホーレンシュタイン指揮、
ロンドン交響楽団。
ヘルベルト・ケーゲル/ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団
2枚目はヘルベルト・ケーゲル指揮
ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団。
コンスタンティン・シルヴェストリ/フィルハーモニア管弦楽団
3枚目はコンスタンティン・シルヴェストリ指揮、
フィルハーモニア管弦楽団。
ヘルベルト・フォン・カラヤン/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
4枚目はヘルベルト・フォン・カラヤン指揮、
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団。
パウル・ヒンデミット/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
5枚目はパウル・ヒンデミット指揮、
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の1955年盤。
パウル・ヒンデミット/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
6枚目もパウル・ヒンデミット指揮、
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団でこちらは1934年盤。
こちらは残念ながら、
音は見つからず。
おまけ
さて、
今回はヒンデミット 交響曲「画家マティス」。
1933年から1934年にかけて、
同名のオペラの素材を再構成する形で並行して作曲されたもの。
初演は1934年3月、
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮のベルリン・フィルハーモニー管弦楽団。
ナチスがヒンデミットを排斥しようとすることに対して、
フルトヴェングラーはヒンデミットを擁護している。
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