J・S・バッハ 「イギリス組曲」第3番 ト短調 BMW808

johann-sebastian-bach-english-suites-no-3-in-g-minor-bwv808

J.S. Bach : English Suites No.3 in G minor,BWV808

村上春樹『更に、古くて素敵なクラシック・レコードたち』で流れる音楽、
43)はJ・S・バッハ 「イギリス組曲」第3番 ト短調 BMW808。

曲の構成

この曲は、
7つの曲で構成されている。

J・S・バッハ 「イギリス組曲」第3番 ト短調 BMW808

1 プレリュード (Prélude)
2 アルマンド (Allemande)
3 クーラント (Courante)
4 サラバンド (Sarabande, Les agrements de la meme Sarabande)
5 ガヴォットI アルテルナティヴマン (Gavotte I alternativement)
6 ガヴォットIIまたはミュゼット (Gavotte II ou la Musette)
7 ジーグ (Gigue)

J・S・バッハ 「イギリス組曲」第3番 ト短調 BMW808 5枚のレコード

ここでは、
5枚のレコードが紹介されている。

J・S・バッハ 「イギリス組曲」第3番 ト短調 BMW808 5枚のレコード

・ヘルムート・ヴァルヒャ(Helmut Walcha)1959年
・園田高弘 1968年
・グレン・グールド(Glenn Gould)1974年
・スヴィヤトスラフ・リヒテル(Sviatoslav Richter)1948年
・イーヴォ・ボゴレリッチ(Ivo Pogorelich)1986年

ヘルムート・ヴァルヒャ

1枚目は、
ヘルムート・ヴァルヒャのハープシコード。

園田高弘

2枚目は、
園田高弘のピアノ。

残念ながら、
音は見つからず。

グレン・グールド

3枚目は、
グレン・グールドのピアノ。

スヴィヤトスラフ・リヒテル

4枚目は、
スヴィヤトスラフ・リヒテルのピアノ。

イーヴォ・ボゴレリッチ

5枚目は、
イーヴォ・ボゴレリッチのピアノ。

おまけ

さて、
J・S・バッハ 「イギリス組曲」第3番 ト短調 BMW808。

この『イギリス組曲』は、
この3番を含めて全部で6つの組曲からなっている。

J・S・バッハ 「イギリス組曲」

第1番 イ長調 BWV 806
第2番 イ短調 BWV 807
第3番 ト短調 BWV 808
第4番 ヘ長調 BWV 809
第5番 ホ短調 BWV 810
第6番 ニ短調 BWV 811

バッハの鍵盤組曲は、
1720-30年代に作曲ないし改訂されている。

この曲は、
その中でも成立が最も古いとされているようだ。

バッハの最初の伝記作者J. C. フォルケルがイギリスの貴人のために作曲されたと記したことで、
18世紀の間にすでにこの『イギリス組曲』は定着していたらしい。

『更に、古くて素敵なクラシック・レコードたち』他の音楽はこちら!

『古くて素敵なクラシック・レコードたち』他の音楽はこちら!

コメントしてみる お気軽にどうぞ!

タイトルとURLをコピーしました