Leon Russell’s Christmas Single
さて、
今回のクリスマス・ソングはレオン・ラッセルの登場。
1972年にリリースされたシングルは、
A/B面共にクリスマス・ソングになっている。
とはいえ、
曲もアレンジも全くもってクリスマスという感じではない。
クリスマスというワードを歌詞に入れたブルースを2曲、
並べてみましたというものになっている。
でもまあ、
いかにもクリスマスというんじゃないものも悪くはない。
Leon Russell – Slipping Into Christmas
それで、
A面は『Slipping Into Christmas』。
So I’m slipping into Christmas
Leon Russell – Slipping Into Christmas
Wishing you were here with me
唄っている内容は、
クリスマスにキミが居てくれたらなというありきたりのもの。
Leon Russell – Christmas In Chicago
B面は、
『Christmas In Chicago』。
I’m gonna leave this town tomorrow,
Leon Russell – Christmas In Chicago
Gonna pack my sack and go
Well, it’s Christmas in Chicago,
It’s the coldest place I know
こちらも彼女がサンタと行っちゃったから、
ボクはこの寒いシカゴの街を出ていくよみたいな感じの内容。
どちらにしても、
レオン・ラッセルの声と演奏は聴いていて心地良い。
Leon Russell – Hymns of Christmas
このシングル以外に、
彼は1枚のクリスマス・アルバムをリリースしている。
1995年にリリースされた、
『Hymns of Christmas』というやつだ。
但しジャケットに『Leon Russel Piano & Orchestra』とあるように、
ここで彼は一切唄っていない。
オーケストラをバックに、
彼がピアノでスタンダードなクリスマス・ソングを奏でているというものだ。
それにしてもあの声で唄っていない
レオン・ラッセルのアルバムってあまりにも微妙過ぎる。
どうなんだろう?
なぜこのアルバムをリリースしたのか?がよくわからない。
でもジャケットの裏には、
MY FAVORITE CHRISTMAS HYMNS DEDICATE TO MY MOTHER,HESTER
LEON RUSSELL 1995
と書かれているんだよね。
もしかすると、
自分の母親にこういう音楽を届けたかったのかもしれない。
とはいえ、
このアルバムはパスということで。
というわけで…
今回のクリスマス・ソングは、
レオン・ラッセルのクリスマス・シングルを2曲。
A面『Slipping Into Christmas』、
B面『Christmas In Chicago』。
どちらもクリスマスっぽくはないど、
それはそれで良いんじゃないかな。
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