- Неделька
- The Velvet Underground & Nico – Sunday Morning
- Oasis – Sunday Morning Call
- Small Faces – Lazy Sunday
- Queen – Lazy on a Sunday Afternoon
- John & Yoko/Plastic Ono Band with Elephant’s Memory and the Invisible Strings – Sunday Bloody Sunday
- Baddy Guy – Jam on Monday Morning
- The Jam – Monday
- Fats Domino – Blue Monday
- The Rolling Stnes – Ruby Tuesday
- David Bowie – Love You Till Tuesday
- Lynyrd Skynyrd – Tuesday’s Gone
- Simon&Gurfancle – Wednesday Morning,3 A.M.
- Charles Mingus – Wednesday Night Prayer Meeting
- Donovan – Jersey Thursday
- Giles, Giles and Fripp – Thursday Morning
- Harry Nillson – (Thursday)Here’s Why I did not Go to Work Today
- The Thelonious Monk Quintet – Friday The 13th
- Steely Dan – Black Friday
- Them – Fryday’s Child
- The Easybeats – Friday on My Mind
- J.J.Cale – Friday
- Elton John – Saturday’s Night Alright(For Fighting)
- The Jam – Saturday’s Kids
- Louis Jordan & His Tympany Five – Saturday Night Fish Fly
- Tom Waits – (Looking for)The Heart of Saturday Night
- というわけで…
- まとめPlaylist
- Another Nowhere Playlist
Неделька
昔、
こんな歌があったのをふと思い出した。
日曜日は市場へ出掛け糸と麻を買ってきた
Неделька – 楽団カチューシャ訳
月曜日におふろをたいて
火曜日はおふろにはいり
水曜日にともだちが来て
木曜日は送っていった
金曜日は糸まきもせず
土曜日はおしゃべりばかり
ともだちよこれが私の一週間の仕事です
ロシア民謡で、
ロシア革命が起こる間際につくられた『Неделька(一週間)』という唄だ。
元々は『風呂』は『蒸し風呂』だし、
『ともだち』は『戦地へ赴く恋人』。
土曜日の『おしゃべりばかり』は、
『皆で戦死者の想いを語る』という感じらしい。
まあ大人の事情かなにかで、
歌詞が一部すり替えられたんだろうね。
でも、
それによって随分この曲のイメージは違うものになるわけで。
こんなところで、
言葉の扱い方には気を付けなきゃねと思ったりもするのだ。
ということで、
今回のNowhere Playlistは『The Best Songs About Days of Week』。
The Velvet Underground & Nico – Sunday Morning
Sunday morning praise the dawning
It’s just a restless feeling by my side
Early dawning, Sunday morning
It’s just the wasted years so close behindWatch out, the world’s behind you
Lou Reed/John Cale – Sunday Morning
There’s always someone around you who will call
It’s nothing at all…
日曜日の朝だ夜明けを誉めてやれ
落ち着かない気持ちがオレにつきまとう
夜が明け始めたばかりの日曜の朝
それってついこの前まで無駄にしてきた月日だな
気を付けろよオマエの背後の世界には
いつも誰かが周りでオマエを呼んでいる
でもどうってことないさ…
先ずは、
日曜日から。
ヴェルヴェット・アンダ―グラウンド&ニコ、
『Sunday Morning』。
あのアンディ・ウォーホルのバナナのイラストのジャケットで有名な、
1967年の『The Velvet Underground and Nico』からの1曲。
前年の1966年に既にシングルでリリースされていた、
ルー・リードとジョン・ケイルの曲だ。
アルバムでは最初に登場する曲だけど、
最後にレコーディングされている。
チェレスタの音が印象的で優し気な曲だけど、
唄っているテーマはウォーホルが出したアイディアでパラノイアについてだったりするのだ。
Oasis – Sunday Morning Call
Here’s another sunday morning call
Noel Gallagher – Sunday Morning Call
Yer hear yer head-a-banging on the door
Slip your shoes on and then out you crawl
Into a day that couldn’t give you more
But what for?…
また日曜午前の往診だ
頭がドアにぶつかる音が聞こえる
靴を履いてのろのろと出てくる
何も目新しくない一日の始まりだ
でもそれって何のためなんだろう?…
日曜日の2曲目はオアシス、
2000年の『Standing on the Shoulder of Giants』の中の1曲。
シングルでも出ていて、
UKチャートでは最高4位になっている。
ノエル・ギャラガーの作詞作曲で、
ヴォーカルものリアムではなくてノエルだ。
本人は、
確かこの曲が嫌いだって言っていたはずだ。
嫌いなのが曲なのか詞なのか、
それともどちらもなのか?は良くわからない。
でも、
きっと歌詞が嫌いなのかもね。
Small Faces – Lazy Sunday
Wouldn’t it be nice, to get on with me neighbours
Steve Marriott/Ronnie Lane – Lazy Sunday
But they make it very clear, they’ve got no room for ravers
They stop me from groovin’, they bang on me wall
They’re doing me crust in, it’s no good at all, ah!…
お隣さんたちと上手くやれたらそりゃあナイスだけどさ
彼らは清廉潔白だからさイカれた奴には部屋を貸してやくれない
イイ感じで騒いでいると壁は叩かれるし
まともになりなさいって言うんだけれど大きなお世話さ…
さて日曜日の3曲目はオアシスから遡ること32年も昔、
スモール・フェイセスの1968年のシングル。
スティーヴ・マリオットと、
ロニー・レインが書いた曲だね。
スティーヴ・マリオットは、
わざとひどいコックニー訛りで唄っている。
彼らの唯一のコンセプト・アルバム、
『Ogdens’ Nut Gone Flake』の中の1曲。
コンセプト・アルバムだからかどうか?はわからないけど、
メンバーは最初この曲のシングル・リリースには反対していたみたいだ。
でもこのシングルは、
結局英国のチャートで2位になっている。
曲の途中でほんの一瞬『Colonel Bogey March』や、
『(I Can’t Get No) Satisfaction』らしきメロディが挿入されているのが面白い。
Queen – Lazy on a Sunday Afternoon
I go off to work on a Monday morning
Freddie Mercury – Lazy on a Sunday Afternoon
Tuesday I go off to honeymoon
I’ll be back again before it’s time for sunny-down
I’ll be lazing on a Sunday afternoon…
月曜の朝は仕事に行くんだ
火曜はハネムーンに出掛けるよ
日が沈む前には帰ってくる
そんでもって日曜の午後はゆったりと過ごすのさ…
日曜日の4曲目はクイーン、
60年代から進んで1975年の『A Night at the Opera』の中の1曲。
1曲目の『Death On Two Legs』と、
3曲目の『I’m In Love With My Car』というハードな曲の間にこの曲を挟むセンスが素晴らしい。
曲はもちろん、
フレディ・マーキュリー。
ヴォーカルは、
スタジオに置かれたバケツの中のヘッドフォンで再生された音をマイクが拾ったものらしい。
John & Yoko/Plastic Ono Band with Elephant’s Memory and the Invisible Strings – Sunday Bloody Sunday
Well it was Sunday Bloody Sunday
Lennon and Ono – Sunday Bloody Sunday
When they shot the people there
The cries of thirteen martyrs
Filled the free Derry air
Is there any one among you
Dare to blame it on the kids?
Not a soldier boy was bleeding
When they nailed the coffin lids!
それは血に染まった日曜日
奴らがそこで人々を撃った時
13人の殉死者の叫びは
フリー・デリーに充満した
君たちのうちのひとりでも
若者たちが悪かったと言えるかい?
兵隊たちが棺の蓋を釘で打つ時
奴らは誰一人として血なん流してはいなかったんだぜ…
日曜日の最後の曲はジョン・レノン&ヨーコ・オノ、
1972年の2枚組アルバム『Sometime in New York City』の中の1曲。
北アイルランドのロンドンデリー市で起きた、
市民権行進参加の非武装13人の市民を英国軍が射殺した事件『血の日曜日』のことを歌にしたもの。
このアルバムにはう1曲、
北アイルランド問題を歌にした『The Luck Of The Irish』がある。
U2も同じ『Sunday Bloody Sunday』のタイトルで、
この事件のことを歌にしている。
ウイングスの『Give Ireland Back to the Irish』も、
この事件に衝撃を受けたポールが書いたものだ。
Baddy Guy – Jam on Monday Morning
Hit it
Buddy Guy – Jam on Monday Morning
Wow, hit it one time now
Go ahead on, huh
Hit it, hit it…
行くぜ
ワォ今一回ヤってポイさ
ヤレッ
行くぜ行くぜ…
曜日は、
日曜日から月曜日へ。
バディ・ガイが1968年チェスからヴァンガードへ移っての最初のアルバム、
『A Man and the Blues』の最後を飾る曲。
このアルバムには彼のオリジナルが4曲入っているけど、
これもその中の1曲。
最初にこの曲を聴いた時、
始まってしばらくはジェームス・ブラウン?って思った記憶がある。
The Jam – Monday
Oh baby I’m dreaming of Monday,
Paul Weller – Monday
Oh baby will I see you again
Oh baby I’m dreaming of Monday…
ねえボクは月曜日を夢見ているんだ
また会えるかな
ボクは月曜を夢見ているのさ…
月曜日の2曲目はジャム、
1980年の『Sound Affects』からの1曲。
曲は、
ポール・ウェラー。
そういえばこのアルバムについて、
ポール・ウェラーはジャムのベスト・アルバムだってどこかで言っていたのは半分賛成。
Fats Domino – Blue Monday
Blue Monday, how I hate blue Monday
Dave Bartholomew – Blue Monday
Got me workin’ like a dog all day
Here comes Tuesday, oh hard Tuesday
I’m so tired, I’ve got no time to play…
どんだけ嫌いなんだ憂鬱な月曜日
一日中働きづくめだ
火曜日になる辛い火曜日に
もう疲れたよ遊ぶ時間もありゃしない…
月曜日の3曲目はファッツ・ドミノ、
1956年のシングルでR&Bチャートでは1位の大ヒット。
デイヴ・バーソロミューが1953年に書いた曲で、
最初はスマイリー・ルイスが吹き込んでいる。
ファッツ・ドミノのヴァージョンは、
1956年の映画『The Girl Can’t Help It』に使われたこともあってよりヒットしたんだろう。
The Rolling Stnes – Ruby Tuesday
She would never say where she came from
Jaggar-Richards – Ruby Tuesday
Yesterday don’t matter if it’s gone
While the sun is bright
Or in the darkest night
No one knows
She comes and goes…
火曜日の始まりの曲は、
ローリング・ストーンズ1967年のシングル。
この曲は『Let’s Spend the Night Together』と、
両A面でリリースされている。
ルビー・チューズデイとは、
リンダ・キースのことだ。
彼女は、
キースが1960年代の中頃に交際していた相手。
その彼女のことを唄っている、
キースの曲。
彼女と別れたのが火曜日だったことから、
このタイトルと歌詞になったみたい。
自分の実話を曲にしてヒットして、
随分と時間がたってライヴで演る時ってどんな気分なんだろう?
ここで聴かれるコントラバスは、
ビル・ワイマンがコードを押さえてキースが弓で弾いたらしい。
リコーダーは、
もちろんブライアン・ジョーンズ。
David Bowie – Love You Till Tuesday
Just look through your window, look who sits outside
David Bowie – Love You Till Tuesday
Little me is waiting, standing through the night
When you walk out through your door I’ll wave my flag and shout…
ちょっと窓の外を覗いてみてよ
誰かが座っているのが見えるだろ?それはちっちゃなボクさ
夜通し待ちぼうけなんだ
キミがドアを開けて出てきてくれたら
手を振って大声で叫ぶよ…
火曜日の2曲目はデヴィッド・ボウイ、
1967年の『David Bowie』の中の1曲。
その後違うヴァージョンがレコーディングされて、
シングルでリリースされている。
最後のセリフは『Well, I might stretch it till Wednesday』、
水曜日まで伸びるかもしれないけどね…って感じか。
それにしても、
ナゼ火曜までしか愛さないのか?は良くわからない。
Lynyrd Skynyrd – Tuesday’s Gone
Train roll on, on down the line,
Ronnie Van Zant/Allen Collins – Tuesday’s Gone
Won’t you please take me far, far away
Now I feel the wind blow, outside my door,
I’m leavin’ my woman at home, oh yeah
Tuesday’s gone with the wind,
Oh my baby’s gone, gone with the wind
列車は走る線路の上を
どこか遠くへ連れてってくれないか?
ドアの外で吹く風を感じる
オレは女に置き去りにされちまったのさ
チューズディは風と共にいっちまったよ
あいつは行ってしまったんだ風と共にな…
火曜日の3曲目はレーナード・スキナード、
1973年の1stアルバム『pronounced ‘lĕh-‘nérd ‘skin-‘nérd(レー・ナード・スキ・ナードと発音してくれ)』の中の1曲。
このアルバム、
以前『Free Bird』でも登場しているけどこの曲も素晴らしい。
Simon&Gurfancle – Wednesday Morning,3 A.M.
I can hear the soft breathing of the girl that I love
Paul simon – Wednesday Morning,3 A.M.
As she lies here beside me asleep with the night
And her hair in a fine mist floats on my pillow
Reflecting the glow of the winter moonlight…
愛しいキミの柔らかな寝息が聞こえる
その夜彼女はボクの側に横たわり眠っている
彼女の素敵な香りが漂う髪を
冬の夜の月の光が照らしている…
水曜日の1曲目はサイモン&ガーファンクル、
1964年のアルバム『Wednesday Morning, 3 A.M.』のタイトル曲だ。
美しいハーモニーのキレイな曲なんだけど、
内容は結構ヘヴィー。
25ドルと何枚かの銀貨のために酒屋に強盗に入ってしまった主人公が、
訪れるであろう彼女との別れの時を思って唄っている切ない曲なのだ。
Charles Mingus – Wednesday Night Prayer Meeting
水曜日の2曲目はチャールズ・ミンガス、
1960年の『Blues&Roots』のオープニングを飾るカッコいい1曲。
このアルバムのメンバーのラインナップは、
こんな感じ。
Bass – Charles Mingus
Drums – Dannie Richmond
Piano – Horace Parlan, Mal Waldron
Saxophone [Alto] – Jackie McLean, John Handy
Saxophone [Baritone] – Pepper Adams
Saxophone [Tenor] – Booker Ervin
Trombone – Jimmy Knepper, Willie Dennis
Donovan – Jersey Thursday
In a tiny piece of colored glass
Donovan – Jersey Thursday
My love was born
And reds and golds and yellows
Were the colors in the dawn…
ちっぽけな色ガラスの中
ボクの愛は生まれたんだ
赤と金と黄色は夜明けの色…
木曜日の最初はドノヴァン、
1965年の『Fairytale』の中の1曲。
『And The Girls go willing spinning on Jersey Thursday』
この『Jersey』ってどういう意味で使われているのだろう?
わからないのが、
もどかしい。
Giles, Giles and Fripp – Thursday Morning
Thursday morning ends another dream
Giles – Thursday Morning
Yesterday goes away
Leaving only half a memory
Yesterday goes away…
木曜日の朝は別の夢が終わる
きのうは何処かに行ってしまった
半分だけ思い出を残してね
きのうは何処かに行ってしまったんだ…
木曜日の2曲目はマイケルとピーターのジャイルズ兄弟にロバート・フリップを加えたトリオ、
ジャイルズ・ジャイルズ&フィリップ。
その唯一のアルバム、
1968年の『The Cheerful Insanity of Giles, Giles and Fripp』の中の1曲。
このトリオにイアン・マクドナルドとジュディ・ダイブルが加わり、
ピーター・ジャイルズとジュディ・ダイブルが去ってグレッグ・レイクが加入してキング・クリムゾンになるわけだね。
Harry Nillson – (Thursday)Here’s Why I did not Go to Work Today
Here’s why I did not go to work today
Harry Nilsson/Danny Kortchmar – (Thursday)Here’s Why I did not Go to Work Today
Thursday’s such a crazy, lazy day
Thursday has its own peculiar way of saying: ‘Hey’
Sometimes Thursday almost makes you want to run away
Thursday’s such a crazy, lazy day…
ボクが仕事に行かなかったワケ
木曜日はクレイジーで怠惰な日
木曜日には『ヘイ』という独特の言い方があるんだ
時として木曜日はたいてい何処かに逃げたくさせるのさ
木曜日はクレイジーで怠惰な日なんだ…
木曜日の最後はハリー・二ルソン、
1976年の『Sandman』の中の1曲。
1971年にハリー・二ルソンの書いた童話をアニメ化した、
『オブリオの不思議な旅』という作品があった。
そのサントラ盤が、
『The Point!』というアルバム。
そこには、
この曲は入っていない。
その舞台ミュージカル版の中で、
ロックマン役のフェリックス・ライスが唄った曲だ。
The Thelonious Monk Quintet – Friday The 13th
金曜日の始まりは、
1956年のセロニアス・モンクとソニー・ロリンズ『Thelonious Monk And Sonny Rollins』の中の1曲。
と言っても、
この曲にはソニー・ロリンズは参加していない。
Bass – Percy Heath
Drums – Willie Jones
French Horn – Willie Jones
Piano – Thelonious Monk
Steely Dan – Black Friday
When Black Friday comes
Walter Becker/Donald Fagen – Black Friday
I stand down by the door
And catch the grey men when they
Dive from the fourteenth floor…
ブラック・フライデーがやってきたぜ
オレはドアの傍に立って
14Fから飛び降りてくる
蒼ざめたやつらをキャッチするのさ…
金曜日の2曲目はスティーリー・ダン、
1975年の『Katy Lied』の中の1曲。
アルバムの1曲目を飾ると共に、
最初のシングルとしてリリースされている。
今じゃあブラック・フライデーは、
大安売りの日みたいになっている。
感謝祭の翌週の金曜日に、
感謝祭プレゼントの売れ残り一掃セールをする日。
フィラデルフィアから始まったこのセール、
人が溢れて仕事が増えることから警察の人が『真っ暗な金曜日』といったのがきっかっけとか。
あとはキリスト処刑日が金曜日だったからとか、
まあ良くはわからない。
ただいずれにしてもこの曲は、
そのブラック・フライデーを唄ったわけじゃあない。
ブラック・サーズデーに始まった、
1929年のウォール街の株大暴落のブラック・フライデーから来ているんだろう。
良く言われるブラック・マンデーは4段階の1つで、
木曜-金曜-月曜-火曜の中の1つだ。
何にしても、
この歌詞は結構面白い。
ちなみにナゼ14Fなのか?
本当は13Fなんだけど13は不吉だから14Fなんだろうね。
日本でも病院なんかで、
3Fの次が5Fになっちゃったりするのと同じ感じなのかな。
Them – Fryday’s Child
From the North
Van Morrison – Fryday’s Child
To the South
Ya’ walked all the way
Ya’ know ya’ left your
Left your home
For good to stay…
北から南へ
ずっと歩いてきたんだ
オマエが去っちまったことはわかっている
居心地の良い家を出ちまったことを…
金曜日の3曲目はゼム、
1967年再リリースのシングル『Gloria』のB面に登場する曲。
曲もヴォーカルも、
もちろんヴァン・モリソン。
よく『〇〇day Child』って歌でもいろいろあるけれど、
あれってやはりマザーグースの『Monday’s Child is Fair of Face』が元なんだろうか?
金曜日の子供は『Friday’s child is loving and giving』、
愛に恵まれる子供。
それぞれどういう子供なのか?は、
水曜日生まれ以外の方は調べてみると良いかもね。
The Easybeats – Friday on My Mind
Monday mornin’ feels so bad
George Redburn Young / Harry Vanda – Friday on My Mind
Ev’rybody seems to nag me
Comin’ Tuesday
I feel better
Even my old man looks good
Wed’sday just don’t go
Thursday goes too slow
I’ve got Friday on my mind
月曜日の朝はかなり気分が悪い
どいつもこいつもどうやらオレにガミガミ言うんだ
火曜日になれば少しは気分も良くなる
オヤジもカッコよく見えるのさ
水曜日も行ってくれないし
木曜日は遅く過ぎていく
俺の心には金曜日がいるのさ…
金曜日4曲目はザ・イージービーツ、
1966年のシングル。
オーストラリアで1位、
イギリスでも6位になっている。
メンバーの1人、
ジョージ・ヤングAC/DCのアンガス&マルコム・ヤングの実のお兄ちゃんだね。
この曲は、
ザ・フーを手掛けていたシェル・タルミーのプロデュース。
J.J.Cale – Friday
Monday morning comes too early
J.J.Cale – Friday
Work my back to the bone
All day Monday I keep thinking
“Weekend’s coming, gonna go home”…
月曜日の朝ってやつがやって来るのが早過ぎる
とにかく働いて
月曜日1日中考え続けるんだ
週末がやってきて家に帰るんだってね…
J.J.ケイル、
1979年の『5』の中の1曲。
この人を知ったのは、
れに漏れずクラプトン絡みって人が多いんだろうね。
もちろん、
ボクもその1人。
このゆるい感じは、
本当に見事としか言いようがない。
Elton John – Saturday’s Night Alright(For Fighting)
It’s getting late have yer seen my mates,
Elton John/Bernie Taupin – Saturday’s Night Alright(For Fighting)
Ma tell me when the boys get here,
It’s seven o’clock and I want to rock
Want to get a belly full of beer…
もうこんな時間かよあいつらを見たかい?
奴らいったい何時にやってくるつもりなんだ?
もう7時だぜロックしたくなってきた
ビールをたっぷり吞みたくなってきた…
さて土曜日の1曲目はエルトン・ジョン、
1973年の『Goodbye Yellow Brick Road』の中の1曲。
シングルでリリースされてUK Singles Chartで7位、
Billboard Hot 100で12位になっている。
作詞のバーニー・トーピンは、
この曲の詞について『American rock and roll song set in Britain』って言っている。
The Jam – Saturday’s Kids
Saturdays boys live life with insults,
Paul Weller – Saturday’s Kids
Drink lots of beer and wait for half time results,
Afternoon tea in the light-a-bite-chat up the girls-they
Dig it!…
土曜日の子供達はないがしろにされる日々を送っている
ビールをたらふく吞んでハーフタイムの結果を待つのさ
軽食のアフタヌーン・ティーで女の子を口説くのさ
楽しめよ!…
土曜日の2曲目はジャム、
1979年の『Setting Sons』の中の1曲。
このイントロを聴くと、
RCサクセッションの『雨上がりの夜空に』を思い出しちゃうのはボクだけなんだろうか?
Louis Jordan & His Tympany Five – Saturday Night Fish Fly
Now if you’ve ever been down to new orleans
Louis Jordan/Ellis Walsh
Then you can understand just what i mean
All thru the week it’s quiet as a mouse
But on saturday night they go from house to house
もしもニューオリンズに行ったことがあるんなら
オレの言っている意味がわかるだろ?
あそこは四六時中ネズミみたいに静かなんだ
でも土曜の夜になると家から家へと渡り歩くんだ…
土曜の3曲目はルイ・ジョーダンとティンパニ・ファイブ、
1949年11週間もR&Bチャートの1位だった曲。
ルイ・ジョーダン、
エリス・ローレンス・ウォルシュが書いたジャンプ・ブルースだ。
最初のロックンロールの1つって言われていて、
チャック・ベリーがこの曲からギターのリフを頂戴している。
Tom Waits – (Looking for)The Heart of Saturday Night
Well you gassed her up
Tom Waits – (Looking for)The Heart of Saturday Night
Behind the wheel
With your arm around your sweet one
In your Oldsmobile
Barrelin’ down the boulevard
You’re looking for the heart of Saturday night…
彼女を口説いてさ
オールズモビルの中で
彼女の肩に腕をまわしながら
車を運転する
そんなことを思いながら
土曜の夜に相手を求めて大通りを飛ばすのさ…
土曜の4曲目はトム・ウェイツ、
1974年の『The Heart of Saturday Night』からの1曲。
ボーンズ・ハウをプロデューサーに迎えて、
1stよりもジャズっぽい音作りをしている。
エンジンやクラクションの音で始まるこの曲を、
今回のプレイリストの最後の曲にしよう。
というわけで…
今回のNowhere Playlistは、
曜日がタイトルに入っている曲をお届けしました。
曜日によってはあまり曲がない曜日もあれば、
あれやこれやと出てくる曜日もある。
そんな中から25曲、
今のボクが聴きたい曲を並べてみた。
バラバラな感じだけれど、
雑食だから仕方がない。
あの曲がない、
この曲がないってなるかもしれないけれどこればかりはまあ好みの問題なので。
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