プロコフィエフ – ロミオとジュリエット

ロミオとジュリエット

プロコフィエフの『ロミオとジュリエット』

プログラムの前半はプロコフィエフの『ロミオとジュリエット』だった。

村上春樹-一人称単数-謝肉祭(Carnaval)P157

さて、
ここで流れるプロコフィエフの『ロミオとジュリエット』はいったいどれなんだろう?

元々はバレエ音楽として作曲されたのが最初だけど
管弦楽の組曲3つとピアノの組曲1つが後に作曲者自身によってつくられている。

● 『ロメオとジュリエット』 作品64
● 『ロメオとジュリエット』第1組曲 作品64bis
● 『ロメオとジュリエット』第2組曲 作品64ter
● 『ロメオとジュリエット』第3組曲 作品101
● 『ロメオとジュリエット』からの10の小品 作品75

前半がこの『ロミオとジュリエット』で、
主要演目がマーラーの交響曲なんだから管弦楽組曲なのかな?

だいたい、
組曲自体も全部が演奏されず抜粋されることも多い。

第2組曲が一番多くコンサートで演奏されるから、
ここからの抜粋かもしれない。

騎士たちの踊り

エマーソン・レイク・アンド・パーマー
1992年のアルバム『Black Moon』の中に『Romeo and Juliet』がある。

これは、
バレエ音楽の中の『第1幕 第2場 第13曲「騎士たちの踊り(モンタギュー家とキャピュレット家)」』をアレンジしたものだ。

この『騎士たちの踊り』ってドラマ『のだめカンタービレ』や、
シャネルのエゴイストのCMなんかでも流れていたっけ。

この曲なら、
何の曲かを知らなくても聴いたことがある人は結構いるかもしれない。

というわけで、
その『騎士たちの踊り』をスタニスワフ・スクロヴァチェフスキ指揮/ケルン放送交響楽団で。

そしてELPのものも。

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