リヒャルト・シュトラウス:「ドン・ファン」作品20

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72曲目は5枚のレコード

村上春樹『古くて素敵なクラシック・レコードたち』で流れる音たち、
72曲目はリヒャルト・シュトラウス:「ドン・ファン」作品20

1887年から、
1888年にかけて作曲された交響詩。

理想の女性を追い求めて、
遍歴を重ねるスペインの伝説上の人物ドン・ファン。

そのドン・ファンを主題とした、
ニコラウス・レーナウの詩に基づいている。

1989年、
ヴァイマルの宮廷オーケストラによって自身の指揮で初演された。

ドン・ファンの物語自体は、
ティルソ・デ・モリーナの戯曲『セビリアの色事師と石の客』が原型。

プレイボーイの貴族ドン・ファンが貴族の娘を誘惑、
その父親を殺してしまう。

その後墓場でドン・ファンがその父親の石像の側を通りかかった際、
戯れにその石像を宴会に招待する。

そうすると、
本当に石像の姿をした幽霊として現れ大混乱になり石像に地獄に引き込まれてしまうというもの。

オットー・クレンペラー/フィルハーモニア管弦楽団

Otto Klemperer,
Philharmonia Orchestra-
Richard Strauss:
Don Juan,
Op.20

1960年

指揮:オットー・クレンペラー
演奏:フィルハーモニア管弦楽団

レオポルド・ストコフスキー/NYスタジアム交響楽団

Leopold Stokowski,
New York Stadium Symphony Orchestra-
Richard Strauss:
Don Juan,
Op.20

1959年

指揮:レオポルド・ストコフスキー
演奏:NYスタジアム交響楽団

ヘルベルト・フォン・カラヤン/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

Herbert von Karajan,
Vienna Philharmonic-
Richard Strauss:
Don Juan,
Op.20

1960年

指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
演奏:ウィーンフィルハーモニー管弦楽団

ロリン・マゼール/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

Lorin Maazel,
Vienna Philharmonic-
Richard Strauss:
Don Juan,
Op.20

1964年

指揮:ロリン・マゼール
演奏:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

ルドルフ・ケンぺ/ロイアル・フィルハーモニー管弦楽団

Rudolf Kempe,
Royal Philharmonic Orchestra-
Richard Strauss:
Don Juan,
Op.20

1960年代

指揮:ルドルフ・ケンぺ
演奏:ロイアル・フィルハーモニー管弦楽団

というわけで…

今回の村上春樹、
『古くて素敵なクラシック・レコードたち』で流れる音楽。

72曲目は、
リヒャルト・シュトラウス:「ドン・ファン」作品20をお届けしました。

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