The Rolling Stones, Now!
1965年になってすぐの1月15日、
UK2ndアルバム『The Rolling Stones No. 2』のあと。
2月13日には、
早くもUS3rdアルバム『The Rolling Stones, Now!』がリリースされる。
とはいえ、
殆どが既に出ているもの。
A1:Everybody Needs Somebody To Love
(Solomon Burke/ Jerry Wexler/Bert Russell)
A2:Down Home Girl
(Jerry Lieber/Arthur Butler)
A3:You Can’t Catch Me
(Chuck Berry)
A4:Heart of Stone
(Jagger/Richards)
A5:What A Shame
(Mick Jagger/ Keith Richard)
A6:Mona(I Need You Baby)
(Ellas McDaniel)
B1:Down The Road Apiece
(Don Raye)
B2:Off The Hook
(Mick Jagger/Keith Richard)
B3:Pain In My Heart
(Naomi Neville)
B4:Oh Baby (We Got A Good Thing Goin’)
(Barbara Lynn Ozen)
B5:Little Red Rooster
(Willie Dixon)
B6:Surprise, Surprise
(Mick Jagger/Keith Richards)
『Oh Baby (We Got A Good Thing Goin’) 』と、
『Surprise, Surprise』の2曲だけがここで初登場となる。
Barbara Lynn – Oh Baby (We Got A Good Thing Goin’)
そんなわけで、
今回はストーンズのUS3rdアルバム『The Rolling Stones, Now!』で初登場のカヴァーされた1曲目。
バーバラ・リン1964年のシングル、
『Oh Baby (We Got A Good Thing Goin’) 』。
彼女自身がつくった曲で、
クレジットの『Barbara Lynn Ozen』は本名。
彼女はルイジアナのクラブで歌っているところを、
あのヒューイ・P・モウに見いだされたんだね。
ヒューイ・P・モウは、
テキサスから良質なソウル~ブルース~ケイジャン~スワンプ・ロックを発信し続けた人。
サザン・ミュージックに大きな影響を与えた、
偉大なるプロデューサー&レーベル・オーナーだ。
彼に見いだされてデビューした彼女は、
いきなりR&Bチャート1位になる。
それが1962年の曲、
『You’ll Lose A Good Thing』。
それから2年後、
1964年に今回の曲がリリースされたわけだね。
ホーンセクションから始まる、
イントロがカッコいいね。
ちなみに、
B面は『Unfair』。
The Rolling Stones – Oh Baby (We Got A Good Thing Goin’)
こういう曲を持ってくるのは、
なかなか面白い。
イントロのホーンセクションはないけど、
替わりにギターでそれを表現しているんだろう。
お馴染み『On Air』にも、
この曲が登場する。
他のカヴァー
スー・フォーリー、
2000年のアルバム『Love Comin’ Down』から。
というわけで…
今回は、
ストーンズのUS3rdアルバム『The Rolling Stones, Now!』でカヴァーされた曲。
この曲以外はもう出てきているから、
このアルバムからはこの曲が最初で最後になる。
オリジナルは、
バーバラ・リンの『Oh Baby (We Got A Good Thing Goin’) 』。
ストーンズのカヴァーと、
スー・フォーリー。
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