Don Covay – Mercy, Mercy
1965年7月30日、
ストーンズUS4thアルバム『Out Of Our Heads』がリリースされる。
アメリカでは、
3rdアルバム『The Rolling Stones, Now!』のリリースから僅か半年弱での新作だ。
イギリスでもこの後に同じタイトルのアルバムがリリースされるけど、
内容は相変わらず違う。
アメリカの方の曲は、
こんな感じ。
A1:Mercy, Mercy
(Covay;Miller)
A2:Hitch Hike
(Gaye;Stevenson;Paul)
A3:The Last Time
(Jagger;Richard)
A4:That’s How Strong My Love Is
(Jamison)
A5:Good Times
(Cooke)
A6:I’m All Right
(Nanker Phelge)
B1:(I Can’t Get No) Satisfaction
(Jagger;Richard)
B2:Cry To Me
(Russell)
B3:The Under Assistant West Coast Promotion Man
(Nanker Phelge)
B4:Play With Fire
(Nanker Phelge)
B5:The Spider And The Fly
(Jagger;Richard)
B6:One More Try
(Jagger;Richard)
カヴァー曲5曲に対して、
オリジナルが7曲と遂にオリジナルが上回ったんだね。
ただ、
オリジナルのほとんどの曲は既に出てきている。
出てきていないのは、
ラストを飾る(というほどでもないけど)『One More Try』。
カヴァーした曲は、
全てここで初めて登場する曲ばかり。
その1曲目が、
ドン・コヴェイ&ザ・グッドタイマーズ1964年の『Mercy, Mercy』。
ジミ・ヘンドリックスが、
参加しているやつだね。
ドン・コヴェイのヴォーカルはミックみたいな感じだけど、
これは当然逆でミックが影響を受けているに違いない。
The Rolling Stones – Mercy, Mercy
ストーンズのカヴァーは、
よりロックな感じ。
この曲、
2019年7月3日にライヴで演っているよね。
これって、
1969年7月6日のハイド・パーク以来のこと。
ブライアン・ジョーンズが1963年7月3日に亡くなってから、
ちょうど50年が経った日のことだった。
他のカヴァー
さてカヴァーはいろいろあるけど、
たまにはこんなのどうだろう?
THE 真心ブラザーズ1990年の1stアルバム、
『ねじれの位置』で登場する曲だ。
歌詞は、
ロナルド・ミラーの書いた原詩とは全く違うけどね。
というわけで…
今回はストーンズが、
US4thアルバム『Out Of Our Heads』でカヴァーした曲『Mercy, Mercy』。
ドン・コヴェイ&ザ・グッドタイマーズのオリジナルと、
ストーンズのカヴァーと真心ブラザースのハーフ・カヴァー。
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