Love me Do

love-me-do

The Beatles: Love me Do

Written by: Lennon-McCartney
Recorded: 6 June; 4, 11 September 1962
Producer: Ron Richards, George Martin
Engineer: Norman Smith

Released(UK): 5 October 1962 Single
Released(US): 10 January 1964 Single

Personnel:
 John Lennon –
  vocals, harmonica, acoustic rhythm guitar
 Paul McCartney –
  vocals, bass
 George Harrison –
  acoustic rhythm guitar
 Ringo Starr –
  drums(1962/9/4)
  tambourine(1962/9/11)
 Pete Bestr –
  drums(1962/6/6)
 Andy Whiter –
  drums(1962/9/11)

ビートルズ、
デビュー・シングル。

TrackTitleWritten by
ALove me Do Lennon, McCartney
BP.S. I Love YouLennon, McCartney
uk Label: Parlophone Catalogue: R 4949 Date: 5 Oct 1962

若干2人の記憶に違いはあるけど、
結局はポールとジョンで書いたもの。

B面も同様、
主にポールが書いた『P.S. I Love You』。

元々デビュー・シングルは、
ジョージ・マーティンがミッチ・マレーの『How Do You Do It』を考えていた。

ビートルズは渋々吹き込んだものの、
結局オリジナルでいきたいとマーティンを説得してこの曲になっている。

‘Love Me Do’ is Paul’s song.
He wrote it when he was a teenager.
Let me think.
I might have helped on the middle eight,
but I couldn’t swear to it.
I do know he had the song around,
in Hamburg, even, way, way before we were songwriters.

―John Lennon All We Are Saying, David Sheff

‘Love Me Do’ はポールの曲
彼が10代の頃に書いたもの
ちょっと考えさせて
ミドルエイトは手伝ったかもしれないけど
断言できないな
ソング・ライターになるずっと前から
ハンブルクで彼がこの曲を持っていたことは知っている

‘Love Me Do’ was completely co-written.
It might have been my original idea but some of them really were 50-50s,
and I think that one was.
It was just Lennon and McCartney sitting down
without either of us having a particularly original idea.

―Paul McCartney Many Years From Now, Barry Miles

‘Love Me Do’ は完全に共作
自分のオリジナルのアイデアだったかもしれないけど
いくつかの曲は50対50で
この曲もそうだったと思うよ
レノンとマッカートニーがただ座って書いた曲で、
どちらにも特にオリジナルなアイデアはなかったんだ

Recording

この曲は、
3人のドラマーの異なるヴァージョンがある。

1964/6/6、
EMIオーディションでのレコーディング。

この時のドラムは、
当時ビートルズのドラマーだったピート・ベスト。

マーティンが気に入らなくて、
セッションから2か月後にベストは解雇。

1962/9/4、
今度は新たに加入したリンゴが15テイク叩く。

この日、
元々デビュー・シングルに考えていた『How Do You Do It?』も吹き込まれる。

1962/9/11、
マーティンはアンディ・ホワイトを呼んで再び吹き込む。

この時、
リンゴはタンバリンを叩いている。

18テイクが吹き込まれて、
最終テイク18が選ばれた。

Variation
  • Single(Past Masters, Volume One)
    Orignal Release
    1962/9/9録音
    最初のプレスはリンゴのドラムズ
    マトリックス番号 7XCE 17144-1N 
  • Single(Please Please Me)
    再プレスからはドラムズがホワイト
    1962/9/11録音
    マトリックス番号 7XCE 17144-1N
    アルバム『Please Please Me』収録ヴァージョン
  • The Beatles Anthology 1
    ベストがドラムズ
  • Single(Now And Then)
    B面が9/4のリンゴのドラムズでAIでステレオ化されたもの
  • Live at the BBC
    1963年7月23日に放送の『Pop Go the Beatles』での音源

The Beatles Complete On Ukulele, The Raul Capablanca Orchestra: Love me Do

お馴染み、
ザ・ビートルズ・コンプリート・オン・ウクレレ。

今回のゲストは、
ラウル・カパブランカ・オーケストラ。

2012年、
アルバム『Please Please Me』収録。

これは、
既に出てきている。

オリジナルとは全く異なるアプローチで、
面白い上にそれなりのクオリティなのがやはり良い。

Lisa Lauren: Love me Do

これも以前に出てきたリサ・ローレン、
2004年のアルバム『It Is What It Is』に収録。

アプローチがそれなりに独特で、
気持ち良く聴ける。

Rudy Rotta Band: Love me Do

ルディ・ロッタ・バンド、
これも以前出てきた2001年のアルバム『The Beatles In Blues』収録。

ブルース的カヴァーとして、
かなり上手くいっている。

The Jim Ryan Project: Love me Do

ザ・ジム・ライアン・プロジェクト、
JRP2023年の『The Beatles EP』収録。

他に2曲、
ビートルズのカヴァー『All You Need Is Love』と『Paperback Writer』が入っている。

何だか良くわからないんだけど、
妙に引っ掛かりのあるカヴァー。

Sandie Shaw: Love me Do

以前にストーンズのカヴァーの時に出てきたサンディ・ショー、
1969年のアルバム『Reviewing The Situation』収録。

キング・クリムゾンに在籍したこともある、
イアン・ウォーレスが参加している。

これが、
インパクトはそんなでもないんだけどなかなか良い出来なのだ。

おまけ Reviewing The Situation

このアルバム、
カヴァー曲で構成されていて結構良い感じなので他のものも聴いておきたい。

Reviewing The Situation

オリジナルは、
1960年『Oliver! Original Cast Recording』収録。

1960年の舞台ミュージカル『Oliver!』、
オリジナル・キャストがの唄う曲を収めたもの。

この曲を唄っているのは、
フェイギン役のロン・ムーディー。

書いたのは、
ライオネル・バート。

Lay Lady Lay

オリジナルはボブ・ディラン、
1969年のアルバム『Nashville Skyline』収録。

書いたのは、
ディラン自身。

シングルでも出ていて、
B面は同じくディラン自身が書いた『Peggy Day』。

TrackTitleWritten by
ALay Lady Lay B. Dylan
BLay Lady LayB. Dylan
us Label: Columbia Catalogue: 4-44926 Date: 1 Jul 1969

Mama Roux

オリジナルはドクター・ジョン, ザ・ナイト・トリッパ―、
1968年のアルバム『Gris-Gris』収録。

書いたのは、
ジェシー・ヒルとジョン・クロウ。

シングルにもなっていて、
クロウが書いた『Jump Sturdy』をB面にA面でリリース。

この曲のカヴァーって殆どないわけで、
なかなか渋い選曲をしている。

TrackTitleWritten by
AMama Roux Creaux, Hill
BJump SturdyDr. John Creaux
us Label: Atco Catalogue: 45-6635 Date: 21 Nov 1968

Sun In My Eyes

オリジナルはビージーズ、
1968年のアルバム『Horizontal』収録。

書いたのは、
バリー・ギブとモーリス・ギブとロビン・ギブ。

Walking The Dog

オリジナルはルーファス・トーマス、
1963年のアルバム『Walking the Dog』収録。

書いたのは、
トーマス自身。

シングルでもリリースされていて、
エレノア・マッケイが書いた『Fine And Mellow』をB面にA面でリリース。

TrackTitleWritten by
AWalking The Dog Rufus Thomas
BFine And MellowMcKay
us Label: Stax Catalogue: S-140 Date: Sep 1963

エレノア・マッケイは、
ビリー・ホリデーのこと。

オリジナルはホリデーで、
1939年にアベル・ミーロポルが書いた『Strange Fruit』のB面。

TrackTitleWritten by
AStrange Fruit Lewis Allan
BFine And MellowBillie Holiday
us Label: Commodore Catalogue: 526 Date: May 1939

Oh Gosh

オリジナルはドノヴァン、
1967年『A Gift from a Flower to a Garden』収録。

書いたのは、
ドノバン・フィリップス・リーチ自身。

シングルでも出ていて、
やはり自身の書いたA面『Wear Your Love Like Heaven』のB面でリリース。

TrackTitleWritten by
AWear Your Love Like Heaven D. Leitch
BOh GoshD. Leitch
us Label: Epic Catalogue: 5-10253 Date: 6 Nov 1967

Your Time Is Gonna Come

オリジナルはレッド・ツェッペリン、
1969年のアルバム『Led Zeppelin』収録。

書いたのは、
ジョン・ポール・ジョーンズとロバート・プラント。

Coconut Grove

オリジナルはザ・ラヴィン・スプーンフル、
1966年のアルバム『Hums of the Lovin’ Spoonful』。

書いたのは、
ジョン・セバスチャンとザル・ヤノフスキー。

Sympathy For The Devil

オリジナルはザ・ローリング・ストーンズ、
1968年のアルバム『Beggars Banquet』収録。

書いたのは、
ジャガー/リチャーズ。

Love me Do 関連 Playlist

最後に、
Love me Do 関連 Playlist。

41曲、
2時間4分。

01 The Beatles: Love me Do(1962/9/9 Ringo Starr: drums)
02 The Beatles: P.S. I Love You
03 The Beatles: Love me Do(1962/9/11 Andy White: drums)
04 The Beatles: How Do You Do It
05 The Beatles: Love me Do(1962/6/6 Pete Best: drums)
06 The Beatles: Now And Then
07 The Beatles: Love me Do(1962/9/9 Ringo Starr: drums Stereo)
08 The Beatles: Love me Do(Pop Go the Beatles, 23 July 1963)
09 The Beatles Complete On Ukulele, The Raul Capablanca Orchestra: Love me Do
10 Lisa Lauren: Love me Do
11 Rudy Rotta Band: Love me Do
12 The Jim Ryan Project: Love me Do
13 The Jim Ryan Project: All You Need Is Love
14 The Beatles: All You Need Is Love
15 The Jim Ryan Project: Paperback Writer
16 The Beatles: Paperback Writer
17 Sandie Shaw: Love me Do
18 Sandie Shaw: Reviewing The Situation
19 Ron Moody: Reviewing The Situation
20 Sandie Shaw: Lay Lady Lay
21 Bob Dylan: Lay Lady Lay
22 Bob Dylan: Peggy Day
23 Sandie Shaw: Mama Roux
24 Dr. John, The Night Tripper: Mama Roux
25 Dr. John, The Night Tripper: Jump Sturdy
26 Sandie Shaw: Sun In My Eyes
27 Bee Gees: Sun In My Eyes
28 Sandie Shaw: Walking The Dog
29 Rufus Thomas: Walking The Dog
30 Rufus Thomas: Fine And Mellow
31 Billie Holiday: Fine And Mellow
32 Billie Holiday: Strange Fruit
33 Sandie Shaw: Oh Gosh
34 Donovan: Oh Gosh
35 Donovan: Wear Your Love Like Heaven
36 Sandie Shaw: Your Time Is Gonna Come
37 Led Zeppelin: Your Time Is Gonna Come
38 Sandie Shaw: Coconut Grove
39 The Lovin’ Spoonful: Coconut Grove
40 Sandie Shaw: Sympathy For The Devil
41 The Rolling Stones: Sympathy For The Devil

ビートルズをカヴァーした他の曲はこちら

ビートルズをカヴァーした曲
The Beatles Cover Songs

ビートルズをカヴァーしたベスト・トラック A – Z

The Best Beatles Covers Title begins with "A-Z(still in progress)"
ビートルズの曲(オリジナルもカヴァーも公式213曲)をカヴァーしたベスト・トラック"A-Z"。日々追加されている進化系プレイリスト。タイトルをクリックするとその曲の記事に。アーティストをクリックするとカヴァーしているアーティストの記事に。

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