Little Child

The Beatles: Little Child

Written by: Lennon-McCartney
Recorded: 11, 12 September, 3 October 1963
Producer: George Martin
Engineer: Norman Smith

Released（UK）: 22 November 1963 With The Beatles
Released（US）: 20 January 1964 With The Beatles

Personnel:
　John Lennon –
　　vocal, rhythm guitar, harmonica
　Paul McCartney –
　　vocal, piano, bass
　George Harrison –
　　lead guitar
　Ringo Starr –
　　drums, additional drums

最初はジョンとポールが、
リンゴの為に書かれたけど結局2人が唄っている。

‘Little Child’ was another effort of Paul and I to write a song for somebody.
It was probably Ringo.

―John Lennon All We Are Saying, David Sheff

‘Little Child’ はポールと誰かのために曲を書こうとしたもう一つの試みだった
それはおそらくリンゴだったと思うよ

’I’m so sad and lonely’,
that little bit came from a line:
‘Whistle, my love, and I will come to thee, I’ll always find you’.
It’s actually not the same tune,
but in my mind it was a quote from Elton Hayes.

―Paul McCartney Many Years From Now, Barry Miles

’I’m so sad and lonely’ という部分は
‘Whistle, my love, and I will come to thee, I’ll always find you’ という歌詞からきているんだ
実際には同じ曲じゃあないけど
心の中ではエルトン・ヘイズの引用だった

ヘイズの引用でこの歌詞といえば、
1952年の映画『The Story of Robin Hood and His Merrie Men』で流れた『Whistle My Love』。

この映画はディズニーの完全な実写映画の2作目で、
邦題は『ロビン・フッドと愉快な仲間たち』。

Recording

1963/9/11、
アビイ・ロード第2スタジオ。

2テイクを吹き込んで、
翌日9/12に更にハーモニカとピアノのオーバー・ダブを含む16テイクを録音。

テイク18のハーモニカとピアノのソロ・セクションを、
テイク15の適切な場所に手動でつなぎ合わせて1度完成。

10/3、
テイク18にジョンとポールのヴォーカルをオーバ・ダブ。

テイク21がベストとされ、
2度目の完成。

テイク15と18を編集して、
新しいモノラル・ミックスを作成してこれがアルバムに収められた。

雑な感じに聴こえるが、
意外に時間を要している。

The Beatles Complete On Ukulele, Faiyaz Jafri: Little Child

ザ・ビートルズ・コンプリート・オン・ウクレレ、
以前に出てきている『With The Beatles Complete On Ukulele』収録。

ゲストは、
ファイヤズ・ジャフリ。

語りであって、
唄ってはいないんだけど何だか残る。

Jackie Lynton: Little Child

70年代に一時期サヴォイ・ブラウンのリード・ヴォーカリストだったジャッキー・リントン、
1964年のシングル。

フレア・マンストンが書いた『Never A Mention』をB面に、
A面でリリース。

Track	Title	Written by
A	Little Child	Lennon, McCartney
B	Never A Mention	Frere Manston

このカヴァーは、
いくつかのコンピ・アルバムに収録されている。

おまけ All You Need Is Covers: The Songs of the Beatles

そんな中で、
2014年『All You Need Is Covers: The Songs of the Beatles』は聴いておきたい。

とは言え、
74曲もあるしコレはちょっと…というカヴァーもあるので抜粋して。

Joe Brown: With A Little Help From My Friends

ジョー・ブラウン、
1967年のシングル。

アトキンスとブライアンとが書いた『Show Me Around』をB面に、
A面でリリース。

ややオリジナル寄りだけど、
弦楽器が良い感じで効いている。

Track	Title	Written by
A	With A Little Help From My Friends	Lennon, McCartney
B	Show Me Around	Bryant, Atkins

The John Schroeder Orchestra: Back In The U.S.S.R.

ジョン・シュローダー、
2005年のアルバム『Soul Coaxing: The Many Moods Of John Schroeder』収録。

前奏を聴いても何の曲かわからないし、
その後の展開もホーン・セクションが効いていてなかなか良い。

Ambrose Slade: Martha My Dear

後にスレイドとなるアンブローズ・スレイド、
1969年の1stアルバム『Beginnings』収録。

オリジナル寄りだけど、
スレイドだしやはり聴いてしまう。

Sweet: Paperback Writer

このアルバムではないヴァージョン、
ザ・スイート2023年のコンピ・アルバム『At The Beep – The BBC Radio Sessions』収録。

BBCセッションで、
Live at the Jimmy young Show, 15.02.1971。

結構ハードな感じで、
これはこれで悪くない。

The Damned: Help!

ザ・ダムド、
1976年のシングル。

ブライアン・ジェームズが書いた『New Rose』をA面に、
B面でリリース。

いかにもパンク、
でも悪くない。

Track	Title	Written by
A	New Rose	Brian James
B	Help!	Lennon, McCartney

Circus: Norwegian Wood

サーカス、
1969年のアルバム『Circus』にオープニング・トラック。

アシッドな感じで、
ファズ・ギターが良い感じだし中盤のサックスとの絡みがイカしている。

Nina Baden-Semper: Step Inside Love

ニナ・ベイデン・ゼンパー、
1973年のアルバム『Songs For My Neighbours』収録。

何だか、
悪くない。

元々は、
ポールがシラ・ブラックのTV番組『Cilla』のために書いた曲。

これは、
以前に出てきてる。

Jackie Trent with The Tony Hatch Orchestra: Got to Get You into My Life

ジャッキー・トレント・ウィズ・トニー・ハッチ・オーケストラ、
1967年のアルバム『Once More With Feeling』収録。

なかなか迫力あるヴォーカルで、
聴かせる。

Phyllis Dillon: Something

フィリス・ディロン、
1972年のアルバム『One Life To Live』収録。

ソウルフルで、
ゆったりと心地良い。

Marcia Griffiths: Don’t Let Me Down

マーシャ・グリフィス、
1969年のシングル。

と言っても、
UK盤B面はグリフィスではなくてザ・レゲエアイツの『Romper Room』。

書いたのは、
ピーター・トッシュ。

Track	Title	Written by
A	Don’t Let Me Down	Lennon McCartney
B	Romper Room	Peter Touch

Tempest: Paperback Writer

テンペスト、
1974年のアルバム『Living In Fear』収録。

ザ・スィートのカヴァーも良かったけど、
こっちもなかなかハードな感じが良い。

Jimmy James & The Vagabonds: Good Day Sunshine

ジミー・ジェイムス＆ザ・ヴァガボンズ、
1968年のアルバム『Open Up Your Soul』収録。

何ともユルダルな感じだけどなかなか熱い感じでもあり、
オリジナルとはまた違う良さがある。

The Tremeloes: Good Day Sunshine

この『Good Day Sunshine』、
もう1つのヴァージョンがザ・トレメローズ1966年のシングル。

アラン・ブレイクリーとマイク・スミスが書いた『What A State I’m In』をB面に、
A面でリリース。

オリジナル寄りではあるんだけど、
オリジナルのアレンジってやはりちょっと別格と再認識させられる。

Jackie Trent with The Tony Hatch Orchestra: With A Little Help From My Friends

ジャッキー・トレント・ウィズ・トニー・ハッチ・オーケストラ、
1967年のアルバム『Once More With Feeling』収録。

こちらも『Got to Get You into My Life』に、
負けず劣らず良い感じ。

Atlantic Bridge: Dear Prudence / Something

アトランティック・ブリッジ、
1970年のアルバム『Atlantic Bridge』収録。

これが、
どちらもなかなか素晴らしい。

Little Child 関連 Playlist

最後に、
Little Child 関連 Playlist。

39曲、
1時間57分。

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