若い女性ピアニストが『ライク・サムワン・イン・ラブ』を弾いていた

ラヴ

Like Someone in Love

若い女性ピアニストが『ライク・サムワン・イン・ラブ』を弾いていた。

村上春樹-イエスタデイ

この『Like Someone In Love』という曲は、
1944年の日本未公開の西部劇『Belle of the Yukon』の挿入歌。

ジョニー・バークが詩を書き、
ジミー・ヴァン・ヒューゼンが曲を付けたもの。

このコンビはこの年の別の映画『Going My Way』の主題歌『Swinging on a Star』で、
アカデミー歌曲賞を獲得している。

この『Like Someone In Love』も翌年にノミネートされたけど、
残念ながらこちらは受賞には至らなかったんだよね。

Bill Evans – Like Someone in Love

映画の中ではダイナ・ショアが歌って大ヒットしているけど、
ここでは若い女性ピアニストが弾いているのだから歌はないのだろう。

そんなわけで、
ビル・エヴァンスでこの曲を聴こう。

Ella Fitzgerald – Like Someone in Love

そういえばこの曲、
アッバス・キアロスタミ監督が日本で撮影した日本語の映画のタイトルでもある。

主題歌はエラ・フィッツジェラルドのものが使われているんだけど、
これもせっかくなので聴いておこう。

短編集『女のいない男たち』で流れる他の音たちはこちら!

女のいない男たち
村上春樹『女のいない男たち』で流れる音楽たち

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