It’s All Too Much

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The Beatles: It’s All Too Much

Written by: Harrison
Recorded: 25, 31 May; 2 June 1967
Producer: George Martin
Engineer: Dave Siddle

Released(UK): 17 January 1969 Yellow Submarine
Released(US): 13 January 1969 Yellow Submarine

Personnel:
 John Lennon –
  harmony vocal, lead guitar, handclaps
 Paul McCartney –
  harmony vocal, bass guitar, cowbell, handclaps
 George Harrison –
  lead vocal, Hammond organ, lead guitar, backing vocal, handclaps
 Ringo Starr –
  drums, tambourine
 David Mason and three uncredited session players –
  trumpets
 Paul Harvey –
  bass clarinet

LSD の影響下で書かれた、
ジョージ・ハリスンの 2 番目の曲。

‘It’s All Too Much’ was written in a childlike manner from realizations
that appeared during and after some LSD experiences
and which were later confirmed in meditation.

―George Harrison

‘It’s All Too Much’ は
LSD 体験中および体験後に現れて
後に瞑想で確認された認識に基づいて
子供のような方法で書かれた曲だね

Sorrow

歌詞の一部『With your long blonde hair and your eyes of blue(ブロンドの髪に青い瞳)』は、
ザ・マージーズ1965年のヒット曲『Sorrow』から取られている。

書いたのは、
ボブ・フェルドマンとジェリー・ゴールドスタインとリチャード・ゴッテラー。

ビリー・キンズリーとトニー・クレインが書いた『Some Other Day』をB面に、
A面でリリース。

TrackTitleWritten by
ASorrow Feldman, Goldstein, Gottehrer
BSome Other DayCrane, Kinsley
uk Label: Fontana Catalogue: TF 694 Date: 22 Apr 1966

元々は、
ザ・マッコイズ1965年のシングル。

エディ・クーリーとオーティス・ブラックウェル(ジョン・ダヴェンポート)が書いた、
『Fever』をA面にB面でリリース。

TrackTitleWritten by
AFever John Davenport
BSorrowFeldman, Goldstein, Gottehrer
us Label: Bang Catalogue: B-511 Date: Oct 1965

ちなみに『Fever』のオリジナルは、
リトル・ウィリー・ジョン1956年のシングル。

チャールズ・シングルトンとローズ・マリー・マッコイが書いた、
『Letter From My Darling』をB面にA面でリリース。

TrackTitleWritten by
AFever John Davenport
BLetter From My DarlingSingleton, McCoy
us Label: King Catalogue: 45-4935 Date: May 1956

あと『Sorrow』は、
デヴィッド・ボウイ1973年のシングルでヒットさせている。

これは『Greensleeves』のメロディーをベースに、
ジャック・ブレルが書いた『Amsterdam』をB面にA面でリリースされたもの。

TrackTitleWritten by
ASorrow Feldman, Goldstein, Gottehrer
BAmsterdamJacques Brel, Mort Schuman
uk Label: RCA Victor Catalogue: RCA 2424 Date: 28 Sep 1973

Recording

1967/5/25、
ド・レイン・リー・ミュージック・スタジオ。

リハーサルの通し演奏を数回録音後、
ハモンド・オルガンとリード・ギターとベースとドラムのリズム・トラックを4テイク吹き込む。

5/31、
テイク4のリダクションを2回行って2回目を選択。

パーカッションやヴォーカル、
コーラスや手拍子などをオーバー・ダブ。

6/2、
更にトランペットとバス・クラリネットを加えて完成。

トランペットの中の一人は『Penny Lane』や『A Day In The Life』、
『Magical Mystery Tour』や『All You Need Is Love』に参加したデヴィット・メイスン。

完成したのは良いけど、
約4ヶ月間このテープは放置されることになる。

そして10/12、
2回モノ・ミキシングされたもののそのまま。

11/25、
テイク2が映画会社に渡され『Magical Mystery Tourに使用。

1968/10/16、
テープが再度引っ張り出されて新たにモノ&ステレオ・リミックス作成。

これが、
アルバム『Yellow Submarine』に収められることになる。

Variation
  • Yellow Submarine
    Orignal Release

Covers

この曲も意外にカヴァーがありそうでないわけで、
まあオリジナルの個性が強いから難しいと言えば難しいのかもしれない。

なのでコピー的なものはいろいろあるけど、
なかなか面白いものがない。

Journey: It’s All Too Much

そんな中でジャーニー、
1976年のシングル。

2枚目のアルバム、
邦題が『未来への招待状』の『Look Into The Future』に収録。

アレックス・カッシュとグレッグ・ロリー、
ニール・ショーンが書いた『She Makes Me (Feel Alright)』をA面にB面でリリース。

もちろん76年だからスティーヴ・ペリー加入前で、
ヴォーカルはロリーが担当している。

アレンジはヴァラエティ溢れる展開で、
なかなか面白い仕上がり。

TrackTitleWritten by
AShe Makes Me (Feel Alright) N. Schon, G. Rolie, A. Cash
BIt’s All Too MuchG. Harrison
us Label: Columbia Catalogue: 3-10370 Date: Jun 1976

Paul Gilbert: It’s All Too Much

ポール・ギルバート、
2005年のアルバム『Space Ship One』収録で唯一のカヴァー曲。

ゆっくりめのテンポでヘヴィーな中、
ギターが良い感じで鳴っている。

ベースはライナス・オブ・ハリウッド、
ドラムズはマルコ・ミンネマン。

The Beatles Complete On Ukulele, Laura Dayan: It’s All Too Much

良いカヴァーが少ない時は、
やはりザ・ビートルズ・コンプリート・オン・ウクレレ。

ちょっと、
他とはいつものように違う。

ゲストは、
ローラ・ダヤン。

女性ヴォーカルだからなのかアレンジなのか、
随分違った雰囲気の曲に生まれ変わっている。

Los Escarabajos: It’s All Too Much

スペインのビートルマニア / ビートルズのトリビュート・ポップ・ロック・バンド、
ロス・エスカラバホスのカヴァーもなかなか良い感じ。

2000年『Harrisongs (13 Canciones De George Harrison Con Los Beatles)』収録で、
このアルバムはタイトル通りジョージの曲のカヴァー・アルバム。

ゆったり、
シンプルなアレンジ。

途中『With your long blonde hair and your eyes of blue』のところで、
曲調が変わったりするあたりがなかなか面白い。

他で『Strawberry Fields Forever』もカヴァーしているんだけど、
これも終りの方にさまざまなビートルズの曲の断片がちりばめられてて楽しい。

こちらはやはりビートルズのカヴァー・アルバムで、
1995年『Campos De Fresas – Disfrutando Con Las Canciones De Los Beatles』収録。

The Beatles: It’s All Too Much 関連 Playlist

最後に、
The Beatles: It’s All Too Much 関連 Playlist。

20曲、
1時間10分。

01 The Beatles: It’s All Too Much
02 The Merseys: Sorrow
03 The McCoys: Sorrow
04 The McCoys: Fever
05 Little Willie John: Fever
06 Little Willie John: Letter From My Darling
07 David Bowie: Sorrow
08 David Bowie: Amsterdam
09 Jeff Beck: Greensleeves
10 The Beatles: Penny Lane
11 The Beatles: A Day In The Life
12 The Beatles: Magical Mystery Tour
13 The Beatles: All You Need Is Love
14 Journey: It’s All Too Much
15 Journey: She Makes Me (Feel Alright)
16 Paul Gilbert: It’s All Too Much
17 The Beatles Complete On Ukulele, Laura Dayan: It’s All Too Much
18 Los Escarabajos: It’s All Too Much
19 Los Escarabajos: Strawberry Fields Forever
20 The Beatles: Strawberry Fields Forever

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ビートルズをカヴァーした曲
The Beatles Cover Songs

ビートルズをカヴァーしたベスト・トラック A – Z

The Best Beatles Covers Title begins with "A-Z(still in progress)"
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