I’ll Get You

The Beatles: I’ll Get You

Written by: Lennon-McCartney
Recorded: 1 July 1963
Producer: George Martin
Engineer: Norman Smith

Released（UK）: 23 August 1963 Single
Released（US）: 16 September 1963 Single

Personnel:
　John Lennon –
　　lead vocals, acoustic guitar, harmonica
　Paul McCartney –
　　lead vocals, bass guitar
　George Harrison –
　　electric guitar, harmony vocals
　Ringo Starr –
　　drums

ジョンと、
ポールの共作。

シングルでのリリースで、
A面『She Loves You』のB面でリリース。

Track	Title	Written by
A	She Loves You	Lennon, McCartney
B	I’ll Get You	Lennon, McCartney

That was Paul and me trying to write a song
and it didn’t work out.

―John Lennon All We Are Saying, David Sheff

あれはポールと書こうとしたものだったけど
うまくいかなかったな

歌の始まりは『Imagine I’m in love with you』、
それから8年後に今度は『Imagine there’s no Heaven』と唄ったジョン。

It’s got an interesting chord in it:
‘It’s not easy to pre-tend…’
That was nicked from a song called ‘All My Trials’
which is on an album I had by Joan Baez:
‘There’s only one thing that money can’t buy.’
It’s like D,
which goes to an A minor,
which is unusual,
you’d normally go from a D to an A major.
It’s a change that had always fascinated me,
so I put it in.

―Paul McCartney Many Years From Now, Barry Miles

面白いコードがあるよね
‘It’s not easy to pre-tend…’
これは持っていたジョーン・バエズのアルバムに入っている ‘All My Trials’ という曲から引用したもの
‘お金で買えないものがひとつだけある‘
DのようなコードでA マイナーになるんだけどこれは珍しいよね
通常は DからA メジャーになる
この変化はずっと魅了されてたから入れたんだ

All My Trials

ジョーン・バエズの『All My Trials』は、
バエズ1960年のアルバム『Joan Baez』の収録曲。

元々のオリジナルというか商業録音は『Bahamian Lullaby』、
ボブ・ギブソン1956年のアルバム『Offbeat Folksongs』収録。

ただこの曲の起源は、
不明らしい。

1964年の『The Joan Baez Songbook』では、
この曲は元々南北戦争以前のアメリカ南部のゴスペルソングとして始まったと書かれてる。

それがバハマに伝わって子守唄となり、
バハマから持ち帰られルーツ・リバイバル時代人気が出るまでアメリカで忘れられていたということ。

この曲は、
ポールも吹き込んでいる。

自身の『C Moon』をB面に、
A面で1990年にシングル・リリース。

Track	Title	Written by
A	All My Trials	Traditional
B	C Moon	McCartney

元々は、
1990年のライヴ・アルバム『Tripping the Live Fantastic』収録。

Recording

1963/7/13、
アビイ・ロード第2スタジオ。

シングルA面になった『She Loves You』の後、
この曲を吹き込んでいる。

The Beatles Complete On Ukulele, Glacéia Henderson & Tobias Wagner: I’ll Get You

また出てきた、
ザ・ビートルズ・コンプリート・オン・ウクレレ。

ゲストは、
グラシア・ヘンダーソン&トビアス・ワグナー。

アルバムにはない曲だけど、
この時期の曲だからで収録されている2012年『Please Please Me』に入っている。

ジョルジュ・ビゼーのオペラ『カルメン』の『ハバネラ』をベースに、
この曲を唄うなんて面白い発想だ。

おまけ The Beatles Complete On Ukulele: Please Please Me

このアルバム、
以前出てきた時は全部聴かなかったので今回はちゃんと聴いておこう。

I’ll Get You 関連 Playlist

最後に、
I’ll Get You 関連 Playlist。

31曲、
1時間17分。

ビートルズをカヴァーした他の曲はこちら

ビートルズをカヴァーした曲

The Beatles Cover Songs

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ビートルズをカヴァーしたベスト・トラック A – Z

The Best Beatles Covers Title begins with "A-Z（still in progress）"

ビートルズの曲（オリジナルもカヴァーも公式213曲）をカヴァーしたベスト・トラック"A-Z"。日々追加されている進化系プレイリスト。タイトルをクリックするとその曲の記事に。アーティストをクリックするとカヴァーしているアーティストの記事に。

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