Her Majesty

The Beatles: Her Majesty

Written by: Lennon-McCartney
Recorded: 2 July 1969
Producer: George Martin
Engineer: Phil McDonald

Released（UK）: 26 September 1969 Abbey Road
Released（US）: 1 October 1969 Abbey Road

Personnel:
　Paul McCartney –
　　lead vocals, acoustic guitar(Martin D-28)

実質、
ポールが書いた曲。

It was quite funny because it’s basically monarchist,
with a mildly disrespectful tone,
but it’s very tongue in cheek.
It’s almost like a love song to the Queen.

―Paul McCartney Many Years From Now, Barry Miles

基本的に君主制主義的で
少し失礼な口調だけど
とても冗談めいた内容だからとても面白かったよ
まるで女王へのラブ・ソングのようだね

元々は『Abbey Road』の後半部分を占める、
長いメドレーの一部となる予定だった。

ただポールはこ​​の順番だとイマイチと判断して、
アビー・ロード・スタジオのテープ・オペレーターのジョン・カーランダーによって1度削除された。

カーランダーはポールからテープを破棄するよう指示されたけど、
EMIの方針ではビートルズの録音を破棄してはならないとされていた。

なのでカーランダ―は約20秒分の赤いリーダー テープを貼って、
編集テープの最後に貼り付けておいたことで今も聴くことができるわけで。

Variation

そして『Mean Mr. Mustard』と『Polythene Pam』の間に入るヴァージョンも、
自分で編集しなくても聴くことができる。

ただ最終バージョンではないから、
実際のものとはあちこち違っている。

ちなみにこの曲の冒頭は『Mean Mr. Mustard』のラフ・ミックスの最後のコードで、
最後が唐突に終わるのは『Polythene Pam』に繋がるはずだったから。

3テイク吹き込んで、
テイク3が使われ完成。

Mama’s Gan: Her Majesty

ママズ・ガン2011年、
アルバム『Mama’s Gan – Across The Road』に収録。

このアルバムのカヴァーは、
既に2回出てきている。

何だかこの曲には、
こういう感じが妙にピタリとハマる。

Art Brut: Her Majesty

アール・ブリュット、
2013年のコンピ・アルバム『Art Brut Top of the Pops』収録。

もっとテンポを上げた方が面白い気がしないでもないけど、
これくらいの方が味がある感じにもなる。

Scenario: Her Majesty

エンツォ・ジリリ(ds) / シモーネ・サンティーニ(ss,as) / アルベルト・マルシコ(org)のトリオ、
シナリオ2002年のアルバム『Jazz The Beatles』収録。

何しろ、
オルガンの音が気持ち良い。

おまけ Scenario: Jazz The Beatles

そんなわけで、
このアルバムの他のカヴァーも聴いておきたい。

サックスがまんまメロディ吹くやつとか、
何曲かちょっと好みじゃないなというものも入っている。

それでも、
全体的に面白いものになっている。

Her Majesty 関連 Playlist

最後に、
Her Majesty 関連 Playlist。

27曲、
2時間2分。

ビートルズをカヴァーした他の曲はこちら

ビートルズをカヴァーした曲

The Beatles Cover Songs

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ビートルズをカヴァーしたベスト・トラック A – Z

The Best Beatles Covers Title begins with "A-Z（still in progress）"

ビートルズの曲（オリジナルもカヴァーも公式213曲）をカヴァーしたベスト・トラック"A-Z"。日々追加されている進化系プレイリスト。タイトルをクリックするとその曲の記事に。アーティストをクリックするとカヴァーしているアーティストの記事に。

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