ショパン ピアノ・ソナタ第2番「葬送」変ロ短調 作品35

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Fryderyk Chopin : Piano Sonata No.2 in B-Flat Minor,Op.35

村上春樹『更に、古くて素敵なクラシック・レコードたち』で流れる音楽、
78)はショパン ピアノ・ソナタ第2番「葬送」変ロ短調 作品35。

曲の構成

この曲は、
4つの楽章で成っている。

ショパン ピアノ・ソナタ第2番「葬送」変ロ短調 作品35

第1楽章 グラーヴェ – ドッピオ・モヴィメント 変ロ短調 – 変ロ長調 2/2拍子 ソナタ形式
第2楽章 スケルツォ 変ホ短調 – 変ト長調 3/4拍子 三部形式
第3楽章 レント 変ロ短調 – 変ニ長調 4/4拍子 三部形式
第4楽章 プレスト 変ロ短調 2/2拍子

ショパン ピアノ・ソナタ第2番「葬送」変ロ短調 作品35 6枚のレコード

ここでは、
6枚のレコードが紹介されている。

ショパン ピアノ・ソナタ第2番「葬送」変ロ短調 作品35 6枚のレコード

・ウラジミール・ホロヴィッツ(Vladimir Horowitz)1962年
・ウラジミール・ホロヴィッツ(Vladimir Horowitz)1950年
・マルタ・アルゲリッチ(Martha Argerich)1974年
・マレイ・ペライア(Murray Perahia)1974年
・イーヴォ・ボゴレリッチ(Ivo Pogorelich)1981年
・アンドレイ・ガヴリーロフ(Andrei Gavrilov)1984年

ウラジミール・ホロヴィッツ1962年

1枚目は、
ウラジミール・ホロヴィッツ1962年。

ウラジミール・ホロヴィッツ1950年

2枚目は、
ウラジミール・ホロヴィッツ1950年。

マルタ・アルゲリッチ

3枚目は、
マルタ・アルゲリッチ。

マレイ・ペライア

4枚目は、
マレイ・ペライア。

イーヴォ・ボゴレリッチ

5枚目は、
イーヴォ・ボゴレリッチ。

アンドレイ・ガヴリーロフ

6枚目は、
アンドレイ・ガヴリーロフ。

おまけ

さて、
今回はショパン ピアノ・ソナタ第2番「葬送」変ロ短調 作品35。

ショパンは、
3つのピアノ・ソナタを書いている。

第1番は10代に作曲したもので、
内容的には習作の域を出ないとされている。

この曲は、
ショパンの中期にあたる1839年29歳の時に書かれたもの。

ただ第3楽章は、
それより先の1837年に作曲されたと言われているようだ。

先ず葬送行進曲があり、
前後に楽章を付け加えて4楽章の曲に作り上げたという話。

なので曲想が楽章単位でしっかりと完結していて、
楽章の連携が散漫でつかみどころのない印象を与えるのかもしれない。

この5年後に第3番が書かれていて、
この第2番を規模や完成度で上回っていると言われている。

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