Franz Schubert : Symphony No.8 in B Minor,D.759 “Unfinished”
村上春樹『更に、古くて素敵なクラシック・レコードたち』で流れる音楽、
42)はシューベルト 交響曲第8番「未完成」ロ短調 D759。
曲の構成
この曲は、
2つの楽章で構成されている。
第1楽章 アレグロ・モデラート ロ短調 4分の3拍子
第2楽章 アンダンテ・コン・モート ホ長調 8分の3拍子
シューベルト 交響曲第8番「未完成」ロ短調 D759 6枚のレコード
ここでは、
6枚のレコードが紹介されている。
・ブルーノ・ワルター(Bruno Walter)
/ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団?
(New York Philharmonic Symphony Orchestra?)1953年
・スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ(Stanisław Skrowaczewski)
/ミネアポリス交響楽団(Minneapolis Symphony Orchestra)1960年
・フリッツ・ライナー(Fritz Reiner)
/シカゴ交響楽団(Chicago Symphony Orchestra)1961年
・レナード・バーンスタイン(Leonard Bernstein)
/ニューヨーク・フィルハーモニック(New York Philharmonic)1963年
・カール・ベーム(Karl Böhm)
/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(Vienna Philharmonic Orchestra)1975年
・ロリン・マゼール(Lorin Maazel)
/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(Berlin Philharmonic Orchestra)1959年
ブルーノ・ワルター/ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団?
1枚目はブルーノ・ワルター指揮、
ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団?
このジャケットのレコードなら、
フィラデルフィア管弦楽団だけどなあ。
カップリングのモーツァルトの交響曲第41番『ジュピター』の方は、
ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団だけど。
スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ/ミネアポリス交響楽団
2枚目はスタニスラフ・スクロヴァチェフスキ指揮、
ミネアポリス交響楽団。
フリッツ・ライナー/シカゴ交響楽団
3枚目はフリッツ・ライナー指揮、
シカゴ交響楽団。
レナード・バーンスタイン/ニューヨーク・フィルハーモニック
4枚目はレナード・バーンスタイン指揮、
ニューヨーク・フィルハーモニック。
カール・ベーム/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
5枚目はカール・ベーム指揮、
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団。
ロリン・マゼール/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
6枚目はロリン・マゼール指揮、
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団。
おまけ
さて、
シューベルト 交響曲第8番「未完成」ロ短調 D759。
8番になっているけど、
国際シューベルト協会が1978年のドイチュ目録改訂で見直し7番だったりもする。
この曲は、グラーツ楽友協会から『名誉ディプロマ』授与の返礼に作曲されたものらしいが、
なぜか2楽章までしか送られてこなかった。
そして、
違う交響曲(ハ長調 D 944)の作曲に移ってしまい結局2楽章のままでその理由は諸説あるようだ。
まあ何番だろうが、
2楽章までしかない理由が定かでなかろうがこの曲は素晴らしい。
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