The Rolling Stones No. 2
December 19, 1964 5th Single(US)
A:Heart of Stone
(Jagger/Richards)
B:What a Shame
(Jagger/Richards)
1964年末にアメリカで両面オリジナルのシングルがリリースされ、
1965年になってすぐの1月15日にUK2ndアルバムがリリースされる。
タイトルは、
そのまんま『The Rolling Stones No. 2』。
レコーディングはチェス・スタジオに始まって、
間にいくつかのスタジオを使って最後もまたチェス・スタジオ。
先にリリースされたUS2nd Albumとダブる曲もあるけど、
12曲中3曲以外は違う曲。
そろそろオリジナルが増えるかと思いきや、
ここでもオリジナルは3曲で9曲はカヴァー。
曲のラインナップを先ず見てみると、
こんな感じだ。
既に6曲は、
紹介済みだね。
A1:Everybody Needs Somebody To Love
(Solomon Burke/ Jerry Wexler/Bert Russell)
A2:Down Home Girl
(Jerry Lieber/Arthur Butler)
A3:You Can’t Catch Me
(Chuck Berry)
A4:Time Is On My Side
(Norman Meade)
A5:What A Shame
(Mick Jagger/ Keith Richard)
A6:Grown Up Wrong
(Mick Jagger/Keith Richard)
B1:Down The Road Apiece
(Don Raye)
B2:Under The Boardwalk
(Arthur Resnick/Kenny Young)
B3:I Can’t Be Satisfied
(McKinley Morganfield)
B4:Pain In My Heart
(Naomi Neville)
B5:Off The Hook
(Mick Jagger/Keith Richard)
B6:Susie Q
(Eleanor Broadwater/ Dale Hawkins/Stan Lewis)
Solomon Burke – Everybody Needs Somebody To Love
それで、
このアルバムのカヴァー曲の最初は『Everybody Needs Somebody To Love』。
ソングライターはバート・バーンズにソロモン・バーク、
そしてジェリー・ウェクスラー。
オリジナルを唄ってるのは、
もちろん1964年のソロモン・バークだ。
黒人教会の説教のような感じで始まり、
♫Everybodyと始まる感じは本当に良い感じ。
The Rolling Stones – Everybody Needs Somebody To Love
ストーンズのカヴァーはアルバムの一発目に入っていて、
これが結構長くて5分以上ある。
これをジョン・レノンが、
『The album’s great, but I don’t like five-minute numbers.』と言ったとか。
ミックの最初の語り的な部分は、
意外に合っていて悪くない。
これより長く演っているのが、
2004年リリースの『Live Licks』。
ここではオリジナルのソロモン・バークがゲスト出演して、
一緒に演っているんだけどこれが楽しい。
逆に短いのが、
US3rdアルバム『The Rolling Stones, Now!』に登場する。
これくらいの方が良い気もするし、
長いのも悪くないし要はどっちも良いのだ。
あと『Charlie Is My Darling Ireland 1965 Limited Edition』に入っているLPとCD、
『The Rolling Stones Live In England, ’65』ヴァージョン。
オープニングのものと、
フィナーレのものと2つある。
オープニングのものは、
1965年リリースのUK3rdEP『got LIVE if you want it!』と同じなのかな。
この頃、
オープニングで使っていたんだよね。
そしていつもの『On Air』でも、
この曲が登場する。
他のカヴァー
やはりこの曲と言えば、
ブルース・ブラザースのヴァージョンだな。
というわけで…
今回は、
ストーンズのUK2ndアルバム『The Rolling Stones No. 2』に登場するカヴァー曲。
その1曲目は、
ソロモン・バークがオリジナルの『Everybody Needs Somebody To Love』。
オリジナルとストーンズのカヴァー5つのヴァージョン、
そしてブルース・ブラザースのカヴァー。
もう死語かもしれないけど、
こういうのを『ご機嫌なナンバー』というのだ。
他のストーンズのカヴァーはこちら!
おまけ
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