Claude Debussy : Sonata for violin and piano in G Minor, L.140
村上春樹『更に、古くて素敵なクラシック・レコードたち』で流れる音楽、
94)はドビュッシー ヴァイオリン・ソナタ。
曲の構成
この曲は、
3つの楽章から成る。
第1楽章 快速に 活発に ト短調 3/4拍子
第2楽章 間奏曲(気まぐれに、軽やかに) ト長調 2/4拍子 三部形式
第3楽章 フィナーレ(とても活発に) ト長調 3/8拍子・9/16拍子・6/16拍子
ドビュッシー ヴァイオリン・ソナタ 6枚のレコード
ここでは、
6枚のレコードが紹介されている。
・アルトゥール・グリュミオー(Arthur Grumiaux)
/ポール・ウラノフスキー(Paul Ulanowsky)1952年
・ジノ・フランチェスカッティ(Zino Francescatti)
/ロベール・カサドゥシュ(Robert Casadesus)1946年
・ダヴィッド・オイストラフ(David Oistrakh)
/フリーダ・パウエル(Frida Bauer)1966年
・ジャン=ジャック・カントロフ(Jean-Jacques Kantorow)
/ジャック・ルヴィエ(Jacques Rouvier)1973年
・オーギュスタ・デュメイ(Augustin Dumay)
/ジャン・フィリップ・コラール(Jean-Philippe Collard)1961年
・海野義雄
/小林仁 1978年
アルトゥール・グリュミオー/ポール・ウラノフスキー
1枚目は、
アルトゥール・グリュミオーのヴァイオリン。
ピアノは、
ポール・ウラノフスキー。
ジノ・フランチェスカッティ/ロベール・カサドゥシュ
2枚目は、
ジノ・フランチェスカッティのヴァイオリン。
ピアノは、
ロベール・カサドゥシュ。
ダヴィッド・オイストラフ/フリーダ・パウエル
3枚目は、
ダヴィッド・オイストラフのヴァイオリン。
ピアノは、
フリーダ・パウエル。
ジャン=ジャック・カントロフ/ジャック・ルヴィエ
4枚目は、
ジャン=ジャック・カントロフのヴァイオリン。
ピアノは、
ジャック・ルヴィエ。
第1楽章のみ、
発見。
オーギュスタ・デュメイ/ジャン・フィリップ・コラール
5枚目は、
オーギュスタ・デュメイのヴァイオリン。
ピアノは、
ジャン・フィリップ・コラール。
海野義雄/小林仁
6枚目は、
海野義雄のヴァイオリン。
ピアノは、
小林仁。
残念ながら、
音は見つからず。
おまけ
さて、
今回はドビュッシー ヴァイオリン・ソナタ。
ドビュッシー、
最後の作品。
ただ2001年にこの曲の作曲後につくられた、
ピアノ曲『燃える炭火に照らされた夕べ』(Les soirs illuminés par l’ardeur du charbon)が発見されている。
1916-17年に作曲され、
完成の1917年にパリにて初演。
ガストン・プーレのヴァイオリン、
ドビュッシー自身のピアノだった。
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