A Hard Day’s Night

The Beatles: A Hard Day’s Night

この『A Hard Day’s Night』は、
英国での3枚目のアルバムのタイトル・トラック。

このアルバム、
初主演映画のサウンド・トラック・アルバムでもある。

実質、
ジョン・レノンの曲。

7枚目のイギリスのオリジナル・シングルで、
UK Singles Chartで3W連続1位を獲得している。

B面は、
実質ポールが書いた『Things We Said Today』。

Track	Title	Written by
A	A Hard Day’s Night	Lennon, McCartney
B	Things We Said Today	Lennon, McCartney

アメリカでは、
そのB面が『I Should Have Known Better』に差し替えられてリリースされている。

Billboard Hot 100では2W連続1位、
B面も最高位53位。

Track	Title	Written by
A	A Hard Day’s Night	Lennon, McCartney
B	I Should Have Known Better	Lennon, McCartney

Variation

この曲は、
アルバム『A Hard Day’s Night』以外にいくつかヴァリエーションがある。

Otis Redding: A Hard Day’s Night

この曲のカヴァーとなると、
オーティス・レディング。

1982年リリース、
ライヴ・アルバム『Recorded Live (Previously Unpublished Performances)』に収録されている。

吹き込まれたのは、
1966年4月8-10日LAのウィスキー・ア・ゴー・ゴーのライヴ音源。

完全にレディングの曲になっていて、
見事なカヴァーだ。

ただホーン・セクションが若干弱い感じなのが、
ちょっと残念だけど。

おまけ1 Otis Redding: Day tripper

レディングは、
他にもビートルズの曲をカヴァーしている。

1967年のシングルで、
サム・クックが書いた『Shake』をB面にA面でリリースされている。

Track	Title	Written by
A	Day tripper	Lennon, McCartney
B	Shake	Cooke

Ella Fitzgerald: A Hard Day’s Night

ライヴ音源のカヴァーをもう1曲、
エラ・フィッツジェラルド。

1965年3月26日ハンブルク・ミュージック・ホール（現在のライスハレ）でのライヴを収めた、
ライヴ・アルバム『Ella In Hamburg』に収録されている。

彼女もまた、
やはり自分のものにしてしまうところが素晴らしい。

おまけ2 Ella Fitzgerald The Beatles Covers

エラも何曲かビートルズのカヴァーがあるので、
それも一緒に聴いておきたい。

Ella Fitzgerald: Can’t Buy Me Love

Track	Title	Written by
A	Can’t Buy Me Love	Lennon, McCartney
B	The Sweetest Sounds	Rodgers

先ずは『Can’t Buy Me Love』、
リチャード・ロジャースが書いた『The Sweetest Sounds』をB面にシングルでリリース。

Ella Fitzgerald: Savoy Truffle

Track	Title	Written by
A	I’ll Never Fall In Love Again	Bacharach-David
B	Savoy Truffle	George Harrison

あとは、
ジョージの書いた『Savoy Truffle』。

1969年、
バート・バカラックとハル・デヴィッドが書いた『I’ll Never Fall In Love Again』のB面でリリース。

Ella Fitzgerald: Hey Jude

Track	Title	Written by
A	Sunshine Of Your Love	Clapton, Bruce, Brown
B	Hey Jude	Lennon, McCartney

そして、
1969年のシングル『Hey Jude』。

クリーム、
『Sunshine Of Your Love』のB面でリリース。

Ella Fitzgerald: Got to get you into my life

これもあったのに忘れていたので、
追加。

1969年リリースの『Ella』に、
『Savoy Truffle』と共に収録されている。

Lita Lee: A Hard Day’s Night

ブラジルのロックの女王、
ヒタ・リーのカヴァーもまた結構良い。

2001年、
ビートルズのカヴァー・アルバム『Aqu​​i, Ali, Em Qualquer Lugar』に収録されている。

せっかくだから、
他のカヴァーも聴いておきたい。

ブラジルのロックの女王というわりに、
ロックじゃない感じのカヴァーがあるのは少しばかり不満が残るけど。

Peter Sellers: A Hard Day’s Night

面白いところでは、
ジョージ・マーティンがプロデュースしたピーター・セラーズのカヴァー。

1955年の映画『Richard III』のローレンス・オリヴィエ風に歌詞を朗読した、
コメディ・バージョン。

Track	Title	Written by
A	A Hard Day’s Night	Lennon, McCartney
B	Help!	Lennon, McCartney

シングルでリリースされていて、
B面はザ・マスター・シンガーズと共に『Help!』をカヴァーしている。

Alvin and the Chipmunks with David Seville: A Hard Day’s Night

これがカヴァーの5本指に入るかというと、
そうとは思えないんだけど1回くらいは取り上げないとということで。

アルヴィン、サイモン、セオドアとデビッド・セビルのビートルズのカヴァー・アルバム、
1964年の『The Chipmunks Sing the Beatles Hits』に収録。

このアルバムはBillboard 200では最高位14位で、
5か月以上アルバム・チャートに留まったわけで。

そしてアルバムのエンジニアのデイブ・ハッシンジャーは、
1964年グラミー賞最優秀エンジニア録音部門（特殊効果または斬新な効果）を受賞している。

まあほかの曲は、
聴かなくても良いかも。

A Hard Day’s Night 関連 Playlist

最後に、
A Hard Day’s Night 関連 Playlistを。

47曲、
2時間16分。

ビートルズをカヴァーした他の曲はこちら

ビートルズをカヴァーした曲

The Beatles Cover Songs

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