Pyotr Ilyich Tchaikovsky : Three Piano Pieces Op.11
村上春樹『更に、古くて素敵なクラシック・レコードたち』で流れる音楽、
45)はシェーンベルク 3つのピアノ曲 Op.11。
曲の構成
この曲は、
タイトルの通り3つの曲で構成されている。
シェーンベルク 3つのピアノ曲 Op.11
第1曲 Mäßige Viertel
第2曲 Mäßige Achtel
第3曲 Bewegte Achtel
シェーンベルク 3つのピアノ曲 4枚のレコード
ここでは、
4枚のレコードが紹介されている。
シェーンベルク 3つのピアノ曲 Op.11 4枚のレコード
・グレン・グールド(Glenn Gould)1958年
・マウリツィオ・ポリーニ(Maurizio Pollini)1974年
・ジャン=ルドルフ・カールス(Jean-Rodolphe Kars)1975年
・エドゥアルト・シュトイアーマン(Eduard Steuermann)1957年
グレン・グールド
1枚目は、
グレン・グールドぼピアノ。
マウリツィオ・ポリーニ
2枚目は、
マウリツィオ・ポリーニのピアノ。
ジャン=ルドルフ・カールス
3枚目は、
ジャン=ルドルフ・カールスのピアノ。
残念ながら、
音は見つからず。
エドゥアルト・シュトイアーマン
4枚目は、
エドゥアルト・シュトイアーマン。
おまけ
さて、
シェーンベルク 3つのピアノ曲 Op.11。
後期ロマン主義のスタイルから、
いわゆる自由な無調へと移行する時期の1909年に作曲されている。
画家のカンディンスキーは1911年にコンサートに出かけ、
そこで演奏されたシェーンベルクの音楽に大きな感銘を受ける。
そして、
帰宅後にすぐに描いた作品が『印象Ⅲ(コンサート)』。
音という目には見えないものを色と形で表現したこの作品が、
カンディンスキーの抽象表現の始まりで抽象画の先駆けとなったのだ。
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