69曲目は2回にわたって8枚のレコード
村上春樹『古くて素敵なクラシック・レコードたち』で流れる音たち、
69曲目はシューベルト:弦楽五重奏曲 ハ長調 D956。
シューベルトが、
亡くなる二ヵ月前に作曲された作品。
なので、
1828年の夏の作曲だ。
楽器編成は、
チェロ×2+ヴァイオリン×2+ヴィオラ。
普通、
弦楽五重奏曲の場合は弦楽四重奏に第2ヴィオラを加えた編成。
曲の構成
この曲は、
4つの楽章から成る。
第1楽章
アレグロ・マ・ノン・トロッポ
第2楽章
アダージョ Adagio
第3楽章
スケルツォ:プレスト
トリオ:アンダンテ・ソステヌート
第4楽章
アレグレット
クリーヴランドSQ/ヨーヨーマ
Cleveland Quartet,
Yo-Yo Ma-
Schubert:
String Quintet
in C major,
D.956
1984年
演奏:クリーヴランドQ
第2チェロ:ヨーヨーマ
ジャケットは出てこないけれど、
最も頻繁に聴いたものとして登場するので。
ブタペストSQ/ベナール・ハイフェッツ×2枚
Budapest String Quartet,
Bener Heifetz-
Schubert:
String Quintet
in C major,
D.956
1951年/1963年
演奏:ブタペスト弦楽四重奏団
第2チェロ:ベルナール・ハイフェッツ
アマデウスQ/ウィリアム・プリース
Amadeus String Quartet,
William Pleeth-
Schubert:
String Quintet
in C major,
D.956
1958年
演奏:アマデウス四重奏団
第2チェロ:ウィリアム・プリース
ヤッシャ・ハイフェッツ/ビアティゴルスキー・コンサーツ
Jascha Heifetz,
Piatigorsky Concerts-
Schubert:
String Quintet
in C major,
D.956
1962年
ヴァイオリン:ヤッシャ・ハイフェッツ
演奏:ビアティゴルスキー・コンサーツ
カザルス/スターン/シュナイダー/ケイティムズ/トルトゥリエ
Pablo Casals,
Isaac Stern,
Alexander Schneider,
Milton Katims,
Paul Tortelier-
Schubert:
String Quintet
in C major,
D.956
1952年
チェロ:パブロ・カザルス/
ポール・トルトゥリエ
ヴァイオリン:アイザック・スターン/
アレクサンダー・シュナイダー
ヴィオラ:ミルトン・カティムス
パブロ・カザルス/ヴェーグSQ
Pablo Casals,
Végh Quartet-
Schubert:
String Quintet
in C major,
D.956
1963年
チェロ:パブロ・カザルス
演奏:ヴェーグ四重奏団
エオリアンSQ/ブルーノ・シュレッカー
Aeolian Quartet,
Bruno Schrecker-
Schubert:
String Quintet
in C major,
D.956
1966年
演奏:エオリアン弦楽四重奏団
第2チェロ:ブルーノ・シュレッカー
ウィーン・コンツェルトハウスSQ/ギュンター・ヴァイス
Wiener Konzerthausquartett,
Gunther Weiss,
Schubert:
String Quintet
in C major,
D.956
1949年
演奏:ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団
第2チェロ:ギュンター・ヴァイス
というわけで…
今回の村上春樹、
『古くて素敵なクラシック・レコードたち』で流れる音楽。
69曲目は、
シューベルト:弦楽五重奏曲 ハ長調 D956をお届けしました。
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