Magical Mystery Tour

The Beatles: Magical Mystery Tour

Written by: Lennon-McCartney
Recorded: 25, 26, 27 April, 3 May, 7 November 1967
Producer: George Martin
Engineer: Geoff Emerick

Released（UK）: 8 December 1967 Magical Mystery Tour
Released（US）: 27 November 1967 Magical Mystery Tour

Personnel:
　John Lennon –
　　lead and backing vocals, acoustic guitar, percussion
　Paul McCartney –
　　lead and backing vocals, piano, bass guitar, ringmaster’s voice, percussion
　George Harrison –
　　harmony vocal, lead guitar, percussion
　Ringo Starr –
　　drums, percussion
　Mal Evans –
　　percussion
　Neil Aspinall –
　　percussion
　David Mason –
　　trumpet
　Elgar Howarth –
　　trumpet
　Roy Copestake –
　　trumpet
　John Wilbraham –
　　trumpet

一部ジョンも手伝ったみたいだけど、
実質ポールの曲。

John and I remembered mystery tours,
and we always thought this was a fascinating idea:
getting on a bus and not knowing where you were going.
Rather romantic and slightly surreal!
All these old dears with the blue rinses going off to mysterious places.
Generally there’s a crate of ale in the boot of the coach
and you sing lots of songs.
It’s a charabanc trip.
So we took that idea and used it as a basis for a song and the film.

―Paul McCartney Many Years From Now, Barry Miles

ジョンとミステリー・ツアーを思い出したんだ
バスに乗ってどこに行くのかわからないというのはとても魅力的なアイデアだといつも思ってたよ
かなりロマンチックでちょっと非現実的！
青い服を着たおじいさんたちがみんな神秘的な場所へ出かけるんだ
たいていバスのトランクにはビールの箱が積まれていて
たくさんの歌を歌う
キャラバンの旅だね
そこでそのアイデアを歌と映画のベースにしたってわけ

子供の頃に北部ではそういうバス・ツアーがあって、
でもリヴァプールからそれに乗ると大概はブラックプールだったようだ。

この映画のモチーフになったとされるのが、
ケン・キージーが始めた全米にアッシド・テストと呼ばれるLSDを広めるツアー。

キージーといえば、
ジャック・ニコルソン主演の1975年の映画『One Flew Over the Cuckoo’s Nest』の原作者だね。

ただ『カッコウの巣の上で』の原作者というよりも、
サイケデリックな塗装を施したFURTHUR号でのツアーの方が有名かもしれない。

Recording

1967/4/25、
アビイ・ロード第3スタジオ。

最初のセッションを開始、
リズム・トラックを 3テイク吹き込む。

5つのリダクション・ミックスを経て、
新しいテープの1トラックにまとめられテイク8がベスト・ベーシックとなる。

スタジオのライブラリから乗り物の音を探し出し、
これをオーバー・ダブ。

4/26、
テイク8にベースやパーカッションやバック・コーラスをオーバー・ダブ。

リダクションして、
テイク9。

4/27、
空きトラックにジョンとポールのリード・ヴォーカルとジョージのコーラスを吹き込む。

5/3、
トランペット4本のオーバー・ダブして完成。

映画の編集中にジョンがセリフを追加、
『Roll up, roll up for the Magical Mystery Tour! Step right this way! Hurry, hurry, hurry!』。

曲では『Hurry, hurry, hurry!』を除いて、
ポールがこれを再現している。

Tufts Beelzebubs: Magical Mystery Tour

タフツ大学の学生による男性アカペラ・グループ、
タフツ・ベルゼバブス2011年『Pandæmonium』収録。

アカペラでここまで再現するなんて、
スゴイ。

The Vegetarians: Magical Mystery Tour

ザ・ヴェジタリアンズ、
2011年のアルバム『Remustered & Remixed Salad』収録。

始まり方からして、
アプローチが良くあるカヴァーとは違う。

あと途中に他の曲をあれこれ入れてくる感じが、
なかなか楽しい。

Autoramas:Magical Mystery Tour

オートラマス、
何回か出てきた2010年リリースのビートルズのカヴァー・アルバム『Beatles’67 Vol.2』に収録。

おまけ Beatles’67 Vol.2

確かこのアルバム、
全部聴いてなかったはずなのでここで全部聴いておこう。

それにしてもブラジルのアーティストのカヴァー・アルバムって、
結構あるけどどれもなかなか良い感じだな。

何曲か、
あまりないような曲のカヴァーがある。

Catcall

ポールがクオリーメン時代に書いた曲で、
最初は『Catswalk』というタイトル。

ビートルズとしては吹き込まれていないけど、
ゲット・バック・セッションでちょっと演っている。

ポールがクリス・バーバー・バンドにオファーして、
シングルでリリースされている。

これにはポールも参加していて、
オルガンを弾いている。

B面は、
ジョー・ザヴィヌルが書いた『Mercy Mercy Mercy』。

Track	Title	Written by
A	Cat Call	Paul McCartney
B	Mercy Mercy Mercy	Zawinul

Love In The Open Air

1966年の映画『The Family Way』の為に、
ポールが書いた曲

プロデュースと編曲は、
ジョージ・マーティン。

シングルでリリースされていて、
B面もポールが書いた『Theme From ‘The Family Way’』。

Track	Title	Written by
A	Love In The Open Air	Paul McCartney
B	Theme From ‘The Family Way’	Paul McCartney

Drilling a Home

ジョージ・ハリスン、
ジェーン・バーキン主演の映画『Wonderwall』のサントラ『Wonderwall Music』収録。

Magical Mystery Tour 関連 Playlist

最後に、
Magical Mystery Tour 関連 Playlist。

38曲、
2時間17分。

ビートルズをカヴァーした他の曲はこちら

ビートルズをカヴァーした曲

The Beatles Cover Songs

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ビートルズをカヴァーしたベスト・トラック A – Z

The Best Beatles Covers Title begins with "A-Z（still in progress）"

ビートルズの曲（オリジナルもカヴァーも公式213曲）をカヴァーしたベスト・トラック"A-Z"。日々追加されている進化系プレイリスト。タイトルをクリックするとその曲の記事に。アーティストをクリックするとカヴァーしているアーティストの記事に。

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