The Beatles: Long, Long, Long
Written by: Harrison
Recorded: 7, 8, 9 October 1968
Producer: George Martin
Engineer: Ken Scott
Released(UK): 22 November 1968 The Beatles
Released(US): 25 November 1968 The Beatles
Personnel:
Paul McCartney –
harmony vocal, Hammond organ, bass guitar George Harrison –
double-tracked lead vocal, acoustic guitars
Ringo Starr –
drums
Chris Thomas –
piano
ジョージが、
神を見つけた喜びについて書いた曲。
The ‘you’ in ‘Long, Long, Long’ is God.
―George Harrison I Me Mine, 1980
I can’t recall much about it except the chords,
which I think were coming from ‘Sad Eyed Lady Of The Lowlands’ –
D to E minor, A, and D – those three chords and the way they moved.
‘Long, Long, Long’ の ’you’ はGod
コード以外はあまり思い出せないけど
それは ’Sad Eyed Lady Of The Lowlands’ から来ていたと思う
DからEマイナー
AとDの3つのコードとその動きだね
ここで出てくる『Sad Eyed Lady Of The Lowlands』は、
ボブ・ディランの曲。
1966年、
ディラン7枚目のスタジオ・アルバム『Blonde on Blonde』収録。
Recording
1968/10/7、
アビイ・ロード第2スタジオ。
仮題『It’s Been A Long Long Long Time』として、
吹き込みを開始。
ジョンは、
参加していない。
この日は、
67テイクが吹き込まれる。
翌日の10/8、
第67テイクにジョージのアコギを再びオーバー・ダブ。
ジョージのヴォーカルと、
ポールのベース更にオーバー・ダブ。
10/9、
ポールのコーラスとクリス・トーマスのピアノを更にオーバー・ダブして完成。
エンディングは、
オルガンが接続されたレスリー・スピーカーの上に置かれたワインボトルによる音がヒント。
ポールがオルガンで特定の音を弾くたびに
ボトルが振動しカタカタという音がしたのを面白がって取り入れることに。
リンゴは速いスネア・ドラムロールを叩き、
ジョージは長く甲高い泣き声を出し重ねた。
Gemma Ray: Long, Long, Long
ジェマ・レイ、
2008年『The White Album Recovered No. 0000002hite Album Recovered No. 0000002』収録。
何てことはないんだけど、
なんか良い。
Kelly De Martono: Long, Long, Long
ケリー・デ・マルティーノ、
2008年のアルバム『Honest』収録。
これも、
同じような感じだけどもう少し凝っている。
Blubell & Black Tie: Long, Long, Long
ブルーベル&ブラックタイ、
2011年のアルバム『Blubell & Black Tie』収録。
これもまあ同じ感じだけど、
弦楽器が効いていて独特度が高め。
あと、
声がなかなか良い。
おまけ : Blubell & Black Tie
この『Blubell & Black Tie』には、
他にもビートルズではないけど何曲かカヴァーが入っている。
結構面白い感じなので、
ちょっと他も聴いておきたい。
My Generation
オリジナルはザ・フー、
1965年のシングル。
書いたのは、
ピート・タウンゼント。
ジェームス・ブラウンの書いた『Shout And Shimmy』をB面に、
A面でリリース。
Track | Title | Written by |
A | My Generation | Townshend |
B | Shout And Shimmy | Brown |
Love For Sale
コール・ポータが書いた曲で、
1930年のミュージカル『The New Yorkers』の曲。
最初に吹き込んだのは、
ワーリングズ・ペンシルバニアンズ。
同じくポーターが書いた『Where Have You Been?』をA面に、
1931年にB面でリリース。
Track | Title | Written by |
A | Where Have You Been? | Cole Porter |
B | Love For Sale | Cole Porter |
It’s Oh So Quiet
ホルスト・ウィンター、
1948年にドイツ語でリリースされた『Und jetzt ist es still』がオリジナル。
英語のものだと、
1951年ベティ・ハットンのシングル。
書いたのはハンス・ラング、
英語の歌詞はベルト・ライスフェルト。
フランク・レッサーとジミー・マクヒューが書いた『Murder, He Says』をA面に、
B面でリリース。
Track | Title | Written by |
A | Murder, He Says | Loesser, McHugh |
B | It’s Oh So Quiet | Hans Lang, Bert Reisfeld |
Ben
オリジナルはマイケル・ジャクソン、
1972年のシングル。
書いたのは、
ウォルター・シャーフとドン・ブラック。
ベリー・ゴーディが書いた『You Can Cry On My Shoulder』をB面に、
A面でリリース。
Track | Title | Written by |
A | Ben | Black, Scharf |
B | You Can Cry On My Shoulder | Gordy |
La Vie En Rose
オリジナルはエディット・ピアフ、
1947年のシングル。
書いたのは、
ピアフとルイギ。
同じくピアフとロバート・ショーヴィニーが書いた『Un Refrain Courant Dans La Rue』をB面に、
A面でリリース。
Track | Title | Written by |
A | La Vie En Rose | Louiguy, Piaf |
B | Un Refrain Courant Dans La Rue | Chauvigny, Piaf |
Those Were The Days
元々は最初に吹き込んだのはアレクサンドル・ヴェルティンスキー、
1936年の『Дорогой длинною {Dorogoi dlinnoyu}』。
書いたのは、
ボリス・フォミンの曲にコンスタンチン・ポドレフスキーのロシア語の歌詞。
ジーン・ラスキンの英語の歌詞では、
1962年ザ・ライムライターズのアルバム『Folk Matinee』収録が最初。
ポールがプロデュースした、
メアリー・ホプキン1968年のヴァージョンが世界的にヒットしている。
Track | Title | Written by |
A | Those Were the Days | Raskin |
B | Turn! Turn! Turn! | Seeger |
Luz Negra
オリジナルはバーデン・パウエル、
1961年のアルバム『Um Violão Na Madrugada』収録。
Long, Long, Long 関連 Playlist
最後に、
Long, Long, Long 関連 Playlist。
28曲、
1時間42分。
01 The Beatles: Long, Long, Long(Orignal Release)
02 Bob Dylan: Sad Eyed Lady Of The Lowlands
03 The Beatles: Long, Long, Long(Take 44)
04 Gemma Ray: Long, Long, Long
05 Kelly De Martono: Long, Long, Long
06 Blubell & Black Tie: Long, Long, Long
07 Blubell & Black Tie: My Generation
08 The Who: My Generation
09 The Who: Shout And Shimmy
10 Blubell & Black Tie: Love for Sale
11 Waring’s Pennsylvanians: Love for Sale
12 Waring’s Pennsylvanians: Where Have You Been?
13 Blubell & Black Tie: It’s Oh So Quiet
14 Betty Hutton: It’s Oh So Quiet
15 Betty Hutton: Murder, He Says
16 Blubell & Black Tie: Ben
17 Michael Jackson: Ben
18 Michael Jackson: You Can Cry On My Shoulder
19 Blubell & Black Tie: La Vie En Rose
20 Edith Piaf: La Vie En Rose
21 Edith Piaf: Un Refrain Courant Dans La Rue
22 Blubell & Black Tie: Those Were The Days
23 Alexander Vertinsky: Дорогой длинною {Dorogoi dlinnoyu}
24 The Limeliters: Those Were The Days
25 Mary Hopkin: Those Were The Days
26 Mary Hopkin: Turn Turn Turn
27 Blubell & Black Tie: Luz negra
28 Baden Powell: Luz negra
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