I’m Down

The Beatles: I’m Down

Written by: Lennon-McCartney
Recorded: 14 June 1965
Producer: George Martin
Engineer: Norman Smith

Released（UK）: 23 July 1965 Single
Released（US）: 23 July 1965 Single

Personnel:
　John Lennon –
　　backing vocal, rhythm guitar, Vox Continental electric organ
　Paul McCartney –
　　vocal, bass guitar
　George Harrison –
　　backing vocal, lead guitar
　Ringo Starr –
　　drums, bongos

実質ポールの曲で、
リトル・リチャードにインスパイアされたもの。

ロンドンのウィンポール・ストリートにある、
ジェーン・アッシャーの両親の家で書かれた。

オリジナル・アルバムには収録されず、
シングル・リリースされている。

Track	Title	Written by
A	Help!	Lennon, McCartney
B	I’m Down	Lennon, McCartney

I could do Little Richard’s voice,
which is a wild,
hoarse,
screaming thing,
it’s like an out-of-body experience.
You have to leave your current sensibilities
and go about a foot above your head to sing it.
You have to actually go outside yourself…
A lot of people were fans of Little Richard so I used to sing his stuff
but there came a point when I wanted one of my own,
so I wrote ‘I’m Down’.

―Paul McCartney Many Years From Now, Barry Miles

リトル・リチャードの声は出せるよ
荒々しくて
しわがれた
叫んでいるような声で
まるで幽体離脱のような体験だ
それを歌うには今の感覚を離れて頭上30センチくらいに上がらないとならないんだ
実際に自分の外に出ないといけない…
リトル・リチャードのファンはたくさんいたから
彼の曲を歌っていたんだけど
ある時に自分の曲が欲しくなって ‘I’m Down’を書いたというわけさ

Recording

1965/6/14、
7テイクを吹き込んむ。

そのうちのテイク7をベストと判断、
コーラスとヴォーカルにギターとパーカッションをオーバー・ダブして完成。

アンソロジーのヴァージョンで、
最後にポールが呟いている。

Plastic soul, man, plastic soul

―Paul McCartney

ポールは、
これは黒人ミュージシャンがミック・ジャガーを表現するときに使うフレーズだと説明。

これが、
次のアルバム『Rubber Soul』のタイトルのきっかけになっている。

Aerosmith: I’m Down

エアロスミス、
1987年のアルバム『Permanent Vacation』収録。

まあそのまんまコピーという感じなんだけど、
スティーヴ・ペリーが唄えばそれはそれでオリジナルとなる。

Adrian Belew: I’m Down

エイドリアン・ブリュー、
1983年のアルバム『Twang Bar King』収録。

これもまんまコピーと思いきや、
さすがに彼っぽいギター・ソロが聴けるのが楽しい。

尾藤イサオ, 内田裕也: I’m Down

尾藤イサオ, 内田裕也、
1965年のアルバム『Let’s Go Monkey = レッツ・ゴー・モンキー』収録。

この2人のカヴァーって…、
と思ってはいけない。

意外にイントロから最後まで、
疾走感があって悪くない。

この2人、
1966 年のビートルズの武道館ライブの前座を務めているね。

The Beatles Complete On Ukulele, Southside Johnny And The Poor Fools: I’m Down

ちょっとアプローチが違うのは？というと、
いつものように出てくるザ・ビートルズ・コンプリート・オン・ウクレレ。

ゲストは、
サウスサイド・ジョニー・アンド・プア・フールズ。

渋い、
そしてカッコいい。

おまけ The Beatles Complete On Ukulele: Help!

もちろん『I’m Down』はシングル曲だけど、
ザ・ビートルズ・コンプリート・オン・ウクレレの『Help!』に収録されている。

やはり、
全曲聴いておこう。

I’m Down 関連 Playlist

最後に、
I’m Down 関連 Playlist。

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