Everybody’s Trying To Be My Baby

The Beatles: Everybody’s Trying To Be My Baby

1964年12月4日リリース、
4作目のイギリス盤公式オリジナル・アルバム『Beatles for Sale』収録。

オリジナルではなくて、
カール・パーキンスのカヴァー。

ヴォーカルは、
デビュー前からこの曲をステージで唄っていたジョージ。

なので、
この曲の吹き込みは1テイクで終わっている。

Carl Perkins: Everybody’s Trying To Be My Baby

オリジナルのパーキンスは、
1957年のアルバム『Dance Album Of Carl Perkins』に収録。

Rex Griffin: Everybody’s Trying To Be My Baby

ただこの曲の本当の最初は、
1936年にデッカのアーティストであるレックス・グリフィンによって作曲され吹き込まれたもの。

その後、
グリフィンは1944年にも再度吹き込んでいる。

The Beatles ＆ Carl Perkins

ポールが『If there were no Carl Perkins, there would be no Beatles.』、
カール・パーキンスの存在なしにビートルズはなかったと言っているように影響を受けたビートルズ。

確かに、
ビートルズはパーキンスの曲を随分取り上げている。

この中で、
ビートルズが公式に吹き込んだのは3曲。

Matchbox

1曲が、
1964年のEP『Long Tall Sally』収録の『Matchbox』。

Track	Title	Written by
A1	Long Tall Sally	Johnson
A2	I Call Your Name	Lennon, McCartney
B1	Slow Down	Williams
B2	Matchbox	Perkins

Long Tall Sally

このEPは、
1曲目がリトル・リチャード1956（UK1957）年の『Long Tall Sally』のカヴァー。

Track	Title	Written by
A	Long Tall Sally	Johnson
B	Tutti Frutti	La Bostrie, Penniman, Lubin

I Call Your Name

2曲目が、
ビリー・J・クレイマー・ウィズ・ザ・ダコタス1963年の『I Call Your Name』のセルフ・カヴァー。

Track	Title	Written by
A	Bad To Me	Lennon, McCartney
B	I Call Your Name	Lennon, McCartney

Slow Down

3曲目が、
ラリー・ウィリアムズ1964年の『Slow Down』のカヴァー。

Track	Title	Written by
A	Dizzy Miss Lizzy	Williams
B	Slow Down	Williams

Matchbox

4曲目の『Matchbox』パーキンスのオリジナルは、
1957年のシングルで『Your True Love』のB面でリリース。

Track	Title	Written by
A	Your True Love	Perkins
B	Matchbox	Perkins

Honey Don’t

あとの2曲が1964年のアルバム『Beatles for Sale』に収録の『Honey Don’t』と、
今回の『Everybody’s Trying To Be My Baby』。

パーキンスのオリジナル『Honey Don’t』は、
1956年のシングルで『Blue Suede Shoes』のB面でリリース。

Track	Title	Written by
A	Blue Suede Shoes	Carl Perkins
B	Honey Don’t	Carl Perkins

この曲をジョンが唄ったヴァージョンがあって、
2010年のコンピ・アルバム『Signature Box』に収録されている。

Blue Suede Shoes

A面『Blue Suede Shoes』は『The Beatles Anthology 3』で、
メドレー『Rip It Up / Shake, Rattle and Roll / Blue Suede Shoes』で演奏している。

ジョンはザ・プラスティック・オノ・バンド名義、
1969年のアルバム『Live Peace in Toronto 1969』でこの曲をカヴァーしている。

Rip It Up

ちなみに『Rip It Up』は、
リトル・リチャード1956年のシングル。

Track	Title	Written by
A	Rip It Up	Blackwell, Marascalco
B	Ready Teddy	Marascalco, Blackwell

Shake, Rattle and Roll

それと『Shake, Rattle and Roll』は、
ジョー・ターナー & ヒズ・ブルース・キングス1954年のシングル。

Track	Title	Written by
A	Shake, Rattle and Roll	Calhoun
B	You Know I Love You	Lou Willie Turner

Sure To Fall (In Love With You)

これら以外にも、
ビートルズのパーキンスをカヴァーした音源はまだある。

例えば前出の『Dance Album Of Carl Perkins』収録の『Sure To Fall (In Love With You)』は、
『Live at the BBC』と『On Air – Live at the BBC Volume 2』共に収録されている。

パーキンス1957年にシングル『Glad All Over』も同じで、
『Live at the BBC』と『On Air – Live at the BBC Volume 2』共に収録。

Track	Title	Written by
A	Glad All Over	Bennett, Tepper, Schroeder
B	Forever Yours	Perkins

この曲、
リンゴがソロで1981年のアルバム『Stop And Smell The Roses』でカヴァーしている。

Lend Me Your Comb

あとパーキンス1958年のシングル『Lend Me Your Comb』は、
『The Beatles Anthology 1』とやはり『On Air – Live at the BBC Volume 2』に収録。

Track	Title	Written by
A	Lend Me Your Comb	Twomey, Wise, Weisman
B	That’s Right	Perkins, Cash

Movie Magg

他にもソロでポールは1999年のアルバム『Run Devil Run』で、
パーキンス1955年のシングル『Movie Magg』をカヴァーしている。

Track	Title	Written by
A	Movie Magg	Perkins
B	Turn Around	Perkins

Molly Sue Gonzalez & The Mean, Mean Men: Everybody’s Trying To Be My Baby

さて、
そういえば『Everybody’s Trying To Be My Baby』のカヴァーだった。

でも、
殆ど同じようなものばかりだし少ないしでなかなか出てこない。

しいて挙げれば、
モリー・スー・ゴンザレス＆ザ・ミーン、ミーン・メン。

2013年、
アルバム『Live At the White Horse』収録。

Everybody’s Trying To Be My Baby 関連 Playlist

最後に、
Everybody’s Trying To Be My Baby 関連 Playlist。

43曲、
1時間4分。

ビートルズをカヴァーした他の曲はこちら

ビートルズをカヴァーした曲

The Beatles Cover Songs

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ビートルズをカヴァーしたベスト・トラック A – Z

The Best Beatles Covers Title begins with "A-Z（still in progress）"

ビートルズの曲（オリジナルもカヴァーも公式213曲）をカヴァーしたベスト・トラック"A-Z"。日々追加されている進化系プレイリスト。タイトルをクリックするとその曲の記事に。アーティストをクリックするとカヴァーしているアーティストの記事に。

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