Blue Jay Way

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The Beatles: Blue Jay Way

1967年12月8日、
イギリスでは2枚組EPとして発売された『Magical Mystery Tour』の収録曲。

書いたのは、
ジョージ・ハリスン。

この曲の吹き込みが始まる1967年9月7日の数日前、
1967年8月27日にマネージャーのブライアン・エプスタインが32歳で亡くなっている。

Derek Taylor got held up.
He rang to say he’d be late.
I told him on the phone that the house was in Blue Jay Way.
And he said he could find it OK… he could always ask a cop.
So I waited and waited.
I felt really knackered with the flight,
but I didn’t want to go to sleep until he came.
There was a fog and it got later and later.
To keep myself awake, just as a joke to pass the time while I waited,
I wrote a song about waiting for him in Blue Jay Way.
There was a little Hammond organ in the corner of this house
which I hadn’t noticed until then…
so I messed around on it and the song came.

―George Harrison

デレク・テイラーが立ち往生したんだ
彼は遅れると言って電話してきた
電話で家はブルー・ジェイ・ウェイにあると伝えた
彼は大丈夫だ警官に聞けばいいと答えた
それでひたすら待っいたんだ
飛行機で疲れ果てていたが彼が来るまで寝たくなかった
霧が出ていてどんどん遅くなっていった
眠くならないように待っている間に眠気覚ましで
ブルー・ジェイ・ウェイで彼を待つことについての曲を書いた
その家の隅に小さなハモンドオルガンがあったんだけどそれまでは気づかなかった
それでそれをいじっていたら曲ができたんだ

TV映画『Magical Mystery Tour』では、
ジョージが歩道に座りチョークで描かれたキーボードを弾くシーンで流れるのが印象的。

Medicine: Blue Jay Way

シューゲイズ・バンドのメディスンが、
ビートルズをカヴァーしている。

意外な組み合わせと言えば意外ではあるんだけど、
これはこれで案外アリかもしれない。

おまけ1 Medicine: On The Bed

2024年リリースの『On The Bed』の収録曲で、
この1曲だけではなく何曲かカヴァーしている。

しかもビートルズの曲だけではなくて、
ポールの『Junk』やリンゴの『Photograph』なんかも演っているあたりがなかなか面白い。

Michel Benita: Blue Jay Way

コントラバスのミシェル・ベニータ、
2010年のアルバム『Ethics』の最後にこの曲をカヴァーしている。

琴の音が印象に残るがこれは宮崎三恵子、
あとはフィリップ・ガルシアがドラム。

トランペットとフリューゲルホルンはマシュー・ミッシェル、
ギターはアイヴィン・オールセット。

この曲のカヴァーってオリジナルに寄せたものが結構多いんだけど、
こういった違うアプローチはやはり楽しい。

Novanguarda: Blue Jay Way

ブラジルのバンド、
ノヴァングアルダのカヴァーも悪くない。

2010年、
コンピ・アルバム『Beatles’67 Vol.2』の収録曲。

他にもブラジルのビートルズ・カヴァー・アルバムっていろいろあるんだけど、
意外に面白いものが結構ある。

ビートルズって世界中でカヴァーされているというのが、
よくわかる。

そういえば『All Together Now』の時に、
このアルバムの収録曲をセレクトしていた。

Colin Newman: Blue Jay Way

ポストパンクバンド・ワイヤーのフロントマン、
コリン・ニューマンの何とも癖になるカヴァーがある。

1982年、
アルバム『Not To』の最後を飾っている。

Terry Buffalo Ware: Blue Jay Way

テリー・バッファロー・ウェアのカヴァーは、
2019年のアルバム『Into The Dwell』の収録曲。

わかりやすいインスト曲なんだけど、
これも結構クセになる。

Dosh: Blue Jay Way

ドッシュのカヴァーは、
2013年のアルバム『Minnesota Beatle Project Volume 5』の収録曲。

ミネソタの音楽業界のメンバーが公立学校の音楽プログラムに資金と楽器を提供するという目的で、
ビートルズの曲をカヴァーしている。

Blue Jay Way 関連 Playlist

最後に、
Blue Jay Way 関連 Playlist。

17曲、
1時間4分。

01 The Beatles: Blue Jay Way
02 Medicine: Blue Jay Way
03 Medicine: Tell Me Why
04 The Beatles: Tell Me Why
05 Medicine: The Night Before
06 The Beatles: The Night Before
07 Medicine: She Said She Said
08 The Beatles: She Said She Said
09 Medicine: Junk
10 Paul McCartney: Junk
11 Medicine: Photograph
12 Ringo Starr: Photograph
13 Michel Benita: Blue Jay Way
14 Novanguarda: Blue Jay Way
15 Colin Newman: Blue Jay Way
16 Terry Buffalo Ware: Blue Jay Way
17 Dosh: Blue Jay Way

ビートルズをカヴァーした他の曲はこちら

ビートルズをカヴァーした曲
The Beatles Cover Songs

ビートルズをカヴァーしたベスト・トラック A – Z

The Best Beatles Covers Title begins with "A-Z(still in progress)"
ビートルズの曲(オリジナルもカヴァーも公式213曲)をカヴァーしたベスト・トラック"A-Z"。日々追加されている進化系プレイリスト。タイトルをクリックするとその曲の記事に。アーティストをクリックするとカヴァーしているアーティストの記事に。

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