Long Tall Sally

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さて、
ビートルズがカヴァーした曲。

1stと2ndはカヴァー曲が入っていたけれど、
3rdアルバムの『A Hard Day’s Night』は全曲レノン=マッカートニーだった。

そして、
4枚目の『Beatles for Sale』では再びカヴァー曲が何曲か吹き込まれている。

その間にリリースされたEPが、
1964年の『Long Tall Sally』だ。

ここでは、
ある意味全曲カヴァーとなっている。

とは言え、
その中の1曲は『I Call Your Name』はレノン=マッカートニー。

ただ最初のリリースは、
曲を提供したビリー・J・クレイマー&ザ・ダコタス

だから、
セルフ・カヴァーという意味ではカヴァーと言えなくもない。

それで収録曲は4曲で、
こんな感じ。

A1 Long Tall Sally
  (Enotris Johnson, Richard Penniman, Robert Blackwell)
A2 I Call Your Name
A3 Slow Down
  (Larry Williams)
A4 Matchbox
  (Carl Perkins)

それで、
今回は『Long Tall Sally』。

Little Richard – Long Tall Sally

Going to tell Aunt Mary about Uncle John
He claim he has the misery but he has a lot of fun
Oh baby
Ye-e-e-es baby
Woo-o-o-oh baby
Having me some fun tonight
Yeah…

Enotris Johnson/Richard Penniman/Robert Blackwell – Long Tall Sally

ジョンおじさんのことを
メアリーおばさんに話しちまおう
ジョンおじさんは惨めだって
いつも訴えているけど
本当はねすっごく楽しんでいるんだ
オーベイビー
イエ~ッスベイビー
ウウウーベイビー
今夜は楽しもうぜ
良いだろ?…

リトル・リチャード
1956年のシングル。

Billboard R&B chartで、
1位になっている。

ちなみに、
この曲の邦題は『のっぽのサリー』だけど…

サリーは女性だし、
tall and uglyだしcockeyedみたいだ。

The Beatles – Long Tall Sally

ビートルズのカヴァーは、
リトル・リチャードだからヴォーカルはポールだね。

クオリーメン時代から最後のライヴまで、
ずっと唄われてきた曲だ。

アルバムに収録されたのは、
1988年の『Past Masters』。

この曲も例によって、
いくつかのヴァージョンがある。

Live at the BBC』からは、
Pop Go the Beatles, 13 August 1963』ヴァージョン。

On Air – Live at the BBC Volume 2』からは、
Top Gear, 16 July 1964』ヴァージョン。

『Anthology 1』からは、
live for Around the Beatles』ヴァージョン。

The Beatles at the Hollywood Bowl』からは、
23 August 1964』ヴァージョン。

その他のカヴァー

キンクス
1964年リリースのアルバム『Kinks』1998年盤のボーナス・トラック。

何というか、
ある意味キンクスらしい。

というわけで…

今回のビートルズがカヴァーした曲は、
EP『Long Tall Sally』からそのタイトル曲。

Long Tall Sally

オリジナルは、
リトル・リチャード

オリジナルと、
ビートルズのカヴァーを5ヴァージョン。

そして、
キンクスのカヴァーをお届けしました。

他のビートルズのカヴァーはこちらから!

ビートルズがカヴァーした曲
The Beatles

おまけ

Billy J.Kramaer with the Dakotas
I Call Your Name

The Beatles
I Call Your Name

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