
ジミ・ヘンドリックスと拍子木の音と太宰治
帰り道にワイヤレス・ヘッドフォンから流れていたのはジミ・ヘンドリックス、
All Along the Watchtower。
ザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス1968年のアルバム、
Electric Ladylandの中の1曲だ。
元々はボブ・ディラン1967年のアルバム、
John Wesley Hardingの収録曲。
曲が流れているその時に急に頭の中で鳴り出したのは
火の用心の拍子木の音。
何故かはわからないが、
この2つのサウンドが妙にしっくりと頭の中で響いていた。
もしかすると、
和太鼓の音なんかも合うかもしれない。
今度は頭の中で、
和太鼓の音を重ね合わせてみる。
結構、
イケてるかもしれない。
じゃあ、
琴の音なんかどうだろう?
それはそれで、
悪くない。
でも、
多分この曲には拍子木の音が最も似合う。
意外な組み合わせが、
意外に良かったりすることもあるのだ。
思ってもいない組み合わせ、
それは発明みたいなものだ。
そしてなぜか、
太宰治の富嶽百景の1フレーズも一緒に思い出した。
富士には、
月見草がよく似合ふ。
わかるかなぁ、
わかんねぇだろうなぁ。
いえーい!
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